『定食』 伝説のイベント、無事終演…総評
定食ライブがクリスマス前にあった。かつては扇芝さんと一緒に叫んで遊んでいた独り言が、ショーにまで進化したのは皆さんの応援があってこそであった。
だがしかし、未知のパフォーマンスショーでもある『定食』をどのように成功させるべきか。結局これも2か月間ぐらい悩みに悩み、ようやく当日を迎えたのである。
今回はこの定食を振り返りながら反省をしていきたいと思う。ではよーいスタート。
設備環境 ☆☆☆☆☆
尼崎toraのご厚意により、現場に畳を敷いて下さりました。リラックスした環境で観戦出来、会場の皆さんは大いに喜んでくださりました。
結構1時間を超える長丁場になったので、結果的には良かったと思います。
年末感もばっちりでした。
そしてマイクは高級感あふれるリバーブ、ディレイを設定してくださりました。尼崎toraの店長、taroさんのプロのこだわりを感じました。文句なしの☆5つです。
前説 ☆☆☆☆☆
上質な声、説明、解説、そして10分間もの熱弁、文句なしの☆5つです。更に所々に定食のニュアンスを入れて下さり、よいまつりさんの仕事に対する賢明さが凄く伝わりました。
演説後、会場は盛大な拍手に包まれました。そして良い感じに演劇『登園の誓い』へ繋がりました。
登園の誓い ☆☆☆
はまちまぐろ、シマツー、ハクの3人の友情、努力、勝利が試される演劇『登園の誓い』。ハク不在で色々打ち合わせは困難でしたが、何とか3人の誓いを成功させることが出来ました。台本は当日覚えました。
脚本やシチュエーションなどが全く読めずに、当日までブラックボックス過ぎて緊張しましたが、会場がしっかり盛り上がり、三國志ファンも納得の演劇で、非常に良かったです。3人に感謝です。
しかしハクが出演と同時に到着したので☆3つです。
定食1st ☆☆☆
こうして開幕した定食ライブ。1発目は8000万定食からスタート。Cランク定食ではあるが、しっかりと掴める名食。まずは軽く成功。
だがしかし、ここで傑作が二本続くという珍事が発生。(『違法転載大喜利』『生八つ橋のおまん』)
鑑賞チックな雰囲気にしたかったが、そこは計算不足。お客さんは傑作を見て頷く事しか出来なかった。そして連続でやるようなものでは無かった。
しかしそこを打開したのがSランク定食『減塩ブラザーズ』である。
あまりの登場の早さに会場は困惑したが、しっかりと決め、通常ゲームの軌道へ戻る事が出来た。その後に中学時代の名食『タイムライン』を発動。会場は大いに盛り上がった。
しかし時間を読み誤ったか、1stステージは数をこなすことが出来なかった。2ndステージから少しピッチを上げる事にした。
曲芸 ☆☆☆☆☆
『当日まで練習僕はしないよ』と公言しており、おそらく定食イベント一番の山場になると思われた曲芸のコーナー。
しかし本番5日前から扇芝智也や覚醒。ぺんぎん屋さんの協力を経て、一張羅を着て『起き上がりチュッパチャップス』『皿回し』『チキンヘッド』を披露。まさかの展開に会場は大盛り上がりした。
☆5では足りないくらいの場の盛り上がりを見せ、MagaYuraを代表する玄人力を見せた。
定食 2nd ☆☆☆☆☆
完全に味を占めた小田川は最早無敵であった。『事件じゃん』『二度ジン』『焼肉』など名食が多く披露された。定食最難関と名高い『三國志真戦』をノーミスで披露するスーパープレイも見れた。
そしてこのラウンドからクソ小説もスタート。原点にして頂点『エベレスト幼稚園』を披露。非常に素晴らしい定食フェーズを迎えることが出来た。
『SNS』を披露した際、原作者である葉隠お宮が手を上げて喜んだ。『1JSB』もこの日反対派は居らず、治安を維持したまま定食を実施できた。
しかしここでようやく折り返し地点。定食ブラックボックス星人が力尽きるまで最終サドンデスは続く。定食の乱気流が約束された。
シマツー×奴亦准 漫才 ☆☆☆☆
あれは漫才なのだろうか?と思わず議論したくなるような漫才で凄く定食イズムに乗っ取っていて非常に良かった。
お互いの誕生日を言い、同日に生まれた有名人を召喚し合い戦うといった独特過ぎる漫才が見れた。
5試合したのに見てる側の達成感が全くなかったのが逆に良かった。ジャッジも非常に困ったが、ミニゲーム感があって非常に楽しかった。
定食サドンデス ☆☆☆☆☆
全ての定食を出し切るサドンデス。残っている枚数はざっと20枚越え。急ピッチかつ、全力で行わないといけない為、今まで以上に難易度が上がる。
期待の定食『じょーじマジ優し 卵焼き作ろ』『ペットショップボーイズ無いの?』や太古の定食『松明』、名食『悪!悪悪!』といった名作が数多く出た。
そして名曲『BAD過ぎ』最高傑作『げんこつらーめん』や最高小説『ベタ踏み』『鯉にラーメン丸を食わせた』など、最終に相応しい札が沢山登場した。
レジェンドさとうひろあきさんも参加する『自力』も綺麗に決まり、大いに盛り上がった。
そして最後は〆に相応しい『寂しい宿』定食で終演。終わった瞬間、拍手が巻き起こりました。
ライブペイント ☆☆☆☆☆
ライブペイントは初挑戦と仰っていたキモノやんの一真さん。こちらもどうなるか分からなかったのですが、『定食』という漢字2文字の中に、僕が披露していった定食を順に綴って、一つの鮮やかなアート作品に仕上げて下さりました。
綺麗に文字が書かれており、一真さんお気に入りの定食『玄人』は食の真ん中で力強く輝いている。
現場の湧き具合や一真さんの思い入れのある定食を、この一枚を見ただけで思い出せる『傑作』である。
現在MagaYuraにてこちらの作品が展示されております。是非ご覧ください。
総評
色々どうすればよいか分からない未曾有なイベントであったが、しっかり走り切り、しっかりお客さんが来てくださって非常に良かった。尼崎toraのtaroさんも褒めて下さり、胸をなでおろしました。
これはもしかして定期イベント化できるんじゃね?と思い、taroさんに「これは春夏秋冬イけるすかね…!?」と聞くと「流石にそこまで貸しません(笑)」と言われました(*^。^*)
冷静に考えたらまぁ年1だなと僕も思いました。
という訳で来年の12/23にまたお会いしましょう(予定)
後日FM aiaiでも拾って下さりました。ありがとうございました。