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放デイ事業所向けの本を出版

東洋館出版さんから2025年2月12日に本をだすことになりました。
児童発達支援事業所/放課後等デイサービス(以下、放デイ)で働く療育現場の方向けで、作業療法士の小嶺さんとの共著です。
2024年4月の法改正対応に役立つ情報が中心で、対応に追われているみなさんのお役に立てるのではないかと思います。

第1章は業界動向や法改正の背景について、
第2章はアセスメントと専門的支援実施加算の取得について、
第3章は厳選した療育メニュー50個の紹介という構成です。

5領域に対応した療育課題50個

私たちが関わる600を超える事業所スタッフの方たちに使っていただき、特に効果が高いと評価された療育課題50個を厳選しました。

具体的な活動例や手順をイラスト付き解説していますので、すぐに使える実践的なものになっています。
5領域の内訳は以下のとおりです。

  • 健康・生活:8個

  • 運動・感覚:15個

  • 言語・コミュニケーション:7個

  • 認知・行動:12個

  • 社会性・人間関係:8個

アセスメントの重要性と専門的支援実施加算の解説

第2章では「アセスメントの重要性とその基本的な考え方」について解説しています。
また、新しい法改正では「専門的支援実施加算」を取得することが安定した事業所運営には不可欠で、それに必要な情報も盛り込みました。

なぜこの本を出すことにしたのか?

2017年ごろから私は療育用教材『すてむぼっくす』を開発してきました。
これは手を動かしながら創作活動ができるレンタル教材サービスで、全国で500を超える児発・放デイで導入していただいてます。

ご利用はありがたい一方で、すてむぼっくすでは課題も感じていました。
それは施設ごとに教材の使い方が異なるということで、なかにはねらいと合致していないケースもありました。

その主な要因は施設ごとにアセスメントスキルの差が大きいためということがわかり、この経験からアセスメントの重要性とその難しさを痛感するようになったのです。

また、ビジネス的な話をすると継続契約をしていただくためには、単なる教材提供にとどまらず個別支援計画や評価/モニタリングに組み込める形にしたいと考えていました。

このような中、アセスメント・個別支援計画・モニタリングを含めたシステム開発をするパートナー企業と出会うことができ、AIアセスメント「co-mii」を開発したのが2023年のことです。

現在はこのco-miiを通じて療育現場での「アセスメント力向上」を広めているところですが、より多くの人に知ってもらいたいと考え、本も出版することにしたのです。

さいごに

この本が放デイのスタッフや療育に携わる方々の日々の実践に少しでも役立てば幸いです。
出版を通じて、アセスメントの重要性や療育の本質について、より多くの方々と共有していきたいと考えています。

2月12日の発売をどうぞお楽しみに!
(予約受付開始ました)









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中村一彰|起業家
ありがとうございます!