記事一覧
とうとう予約が開始されました。
うわ〜っ、ドキドキします😍
店頭では8月に並ぶ予定です。
もし、紙本を読まれる読書好きな方がいらっしゃいましたら、私の本も購入リストに入れていただけると最高に嬉しいです
https://amzn.asia/d/00r6rCGZ
夢よ、一瞬の光に届け!
昨夜ペルセウス座流星群を見るために、車で二時間ほどかかるスキー場に行きました。
駐車場にはすでにシートを並べて地面に寝転がっている沢山の人々。
車のドアを開けて空を見上げた途端、思わず「うわ~~~っ!」と思わず歓声を上げてしまったほど、美しい星空が広がっていました。
カシオペア座を探そうとしても、星々に埋もれて判別できません。
ずっと上を見ていると首が疲れてきたので、両手を首の後ろで組
私の小説「翼を狩る者と運命の乙女」がついに販売されました😍🎉✨🎊
「翼を狩る者と運命の乙女」がamazon、楽天、yahoo、ヨドバシカメラ、7net等で販売されました📙
予約してくださった皆様、有難うございます💖
既に在庫がはけて予約受け付けに表示が変わったところや、在庫が残り一冊になったところもあるようです。皆様には心から感謝いたします💞
初版が売り切れたら、次は数か月後の販売になるそうです。この機会に、お手元に迎えてくださったら嬉しいです💐✨🌹
note創作大賞応募小説が完成しました📚🖊(*´▽`*)💖
note創作大賞への応募小説「二人のプリンセス 愛と憎しみの魔法」が完結しました。
書き始めたのが6月18日と遅かったので、最初は3万字程度の小説にするつもりでした。
でも、初めてトライする謎解きにページを割いているうちに話が広がってきて、な~んと約六万字になってしまいました。
まっ、無計画な私のいつものパターンですが、もっとやばかったのが、なぜか締め切りを24日と勘違いしていたので、明日
二人のプリンセス 愛と憎しみの魔法 エピローグ(4-4)
***************
ルキウスがドアをロックする音が、執務室に響く。ドアが分厚いのもあるのだろう、反対側からドアを叩く音とミレーネの声が、小さくくぐもって聞こえる。
ミレーネをうまく騙して気をよくしたメルシアが、最後の仕上げとばかりにルキウスの背中にナイフを突き立てようとしたその時、メルシアの身体中に熱波が炸裂した。
メルシアは耳をつんざくような悲鳴を上げてのたうち回り、助けを求
二人のプリンセス 愛と憎しみの魔法 エピローグ(3-4)
どうしても一目会いたくて、ミレーネはルキウスに手紙を書いた。ルキウスを愛している。会って事情を話したい。それでも婚約者を募るなら、母の形見の指輪を返してほしいと。
結界の外に出た手紙の内容はメルシアに知られてしまい、今朝カラスからルキウスを殺してやると伝言を受け取った。
どうか間に合いますように。ルキウス様がご無事ですようにと祈るミレーネの視線の先で、森が途切れ次第に民家が現れた。やがて街へ
二人のプリンセス 愛と憎しみの魔法 エピローグ(2-4)
「簡単に殺すのが惜しくなってきたわ。今すぐ誰にも知られないように、トリスタナ王国を出てどこかに行きなさい。保護もなく一人で生きる辛さを知るといいわ。もし、イゾラデ王国に戻ろうとすれば、すぐにあなたを始末するわよ。ミレーネが婚約者のルキウス王子に黙って行方をくらませれば、国王と王妃の面子も潰れて、国の信用もなくなるでしょうね。ミレーネは婚約者ばかりか国も失うわけ。想像するだけでいい気味だわ」
「い
二人のプリンセス 愛と憎しみの魔法 エピローグ(1-4)
深い森の中の道を一台の簡素な馬車が疾走していた。
その馬車の中には、銀色の長い髪と新緑の瞳を持つ、若く美しいイゾラデ王国の王女ミレーネが、侍女も連れずにただ一人。急いで隠れ家を出てきたために質素なドレスを着て、座席から振り落とされないように背もたれに張り付いている。
その指には母フロリア王妃からもらった指輪がはまっていた。
指輪を見つめるミレーネの脳裏に、幸せの絶頂だったルキアスとの婚約時
二人のプリンセス 愛と憎しみの魔法 第九話 舞踏会(4-4)
足下がグニャッと柔らかくなり、足が沈む。
あっ、と思ったときには遅かった。辺りは闇に包まれ、奈落の底に落ちていく。臓腑が上に浮く感覚に、身体が強張って叫ぶこともできない。
あまりの落下速度に意識を失いかけたが、ミレーネは気力を振り絞って身体が浮くように念じた。
急に落下速度が落ちたのに、底に引っ張られるような感覚が不快だったが、ミレーネは神経を集中させて、上へ上へと泳ぐように上っていった。
皆様が応援してくださったおかげで、Amazon新着ランキングで1位になりました🎉💖✨🌹💐
すごくすごく嬉しいです✨🥰💞
本当にありがとうございます。
心から感謝致します💖🌺✨🍀💞
二人のプリンセス 愛と憎しみの魔法 第九話 舞踏会(3-4)
ゾクッと背筋に悪寒が走り、ステップを踏み間違えてバランスを崩す。ルキアスがミレーネの背中に添えていた手を腰に回して倒れるのを防ぎ、何事も無かったようにダンスを続けた。
「大丈夫か? 顔が真っ青だ」
「今、メルシアを見た気がしたのです。赤い瞳が見えた気がして、動揺しました。もし、メルシャがメルシアなら、ルキウス殿下を彼女の操る王女に夢中にさせて、甘い汁を吸おうとしたに違いありません。ルキウスさま
二人のプリンセス 愛と憎しみの魔法 第九話 舞踏会(2-4)
ルキウスの代わりにミレーネの前にやってきたのは、小さな王女マリアンだった。はにかんだ笑顔を浮かべながら、ミックを見つけてくださってありがとうと礼を言い、ブラウンの巻き毛を揺らしながら兄の後を追っていく。かわいらしい王女とふわふわの毛で膨れ上がっているミックは、王子が誰を選ぶかと張り詰めていた空気を溶かし、大人たちの心を和ませた。
王族たちの挨拶が一通り終わると、各自自由の歓談になる。
見回
とうとう予約が開始されました。
うわ〜っ、ドキドキします😍
店頭では8月に並ぶ予定です。
もし、紙本を読まれる読書好きな方がいらっしゃいましたら、私の本も購入リストに入れていただけると最高に嬉しいです
https://amzn.asia/d/00r6rCGZ
二人のプリンセス 愛と憎しみの魔法 第九話 舞踏会(1-4)
宮殿の大広間には、眩いほどのシャンデリアが輝き、王族、貴族諸侯、王女たちの華やかな衣装を照らしていた。
ミレーネは桃のように柔らかい、シャーベットオレンジと薄いピンクの花に彩られたドレスを着て、最前列で妃候補の三人の王女と二人の侯爵家令嬢と一緒に、国王夫妻とルキウス王子を待っていた。
ミレーネの斜め後ろには、エスコート役兼護衛の近衛副隊長のロバート・スミスが控えている。
壮年のロバートは伯