私の好きな本屋さん(群馬県高崎市)
本屋さんが無い市町村が増えているらしい
少し前に本屋さんが無い市町村が増えてきており、2022年の調査では全国の自治体のうち26%で本屋さんが無いというニュースがあった。
よく言われるのが「ネットで買える」「電子書籍が増えた」なんだけど、実際のところどうなんかなと調べたのがこちら。
電子書籍の売り上げってすごいな。書籍と雑誌と電子書籍の3者が同じぐらいの金額だ。そして雑誌の下り幅がすごい。
雑誌も電子書籍に移ったのかなって思ったんだけど、データを見ると電子雑誌の売り上げが全くたっていないことがわかる。電子で売れているのは電子コミックばかり。
雑誌が売れないといわゆる街の本屋さんは苦しいだろうね。
幸にも高崎市には書店がある
私が住んでいるのは群馬県高崎市
書店がたくさん残っていて読書家としてはとても嬉しい限り。中でも好きな書店があるので紹介したい。
1.REBEL BOOKS
〒370-0059 群馬県高崎市椿町24-3【定休日】 水曜日【営業時間】 13:00 – 18:00
この本屋を紹介したくてこのnoteを書いたと言っても差し支えないぐらい大好き。売り場はとても狭く、お客さんが5人も入ればすれ違うのも大変な店内。でも、店主がセレクト・発掘した珠玉の名著がたくさん並ぶ。
めちゃくちゃ居心地がいいのは、素敵な本があることだけでなく、「最強の⚪︎⚪︎の教え」「⚪︎代までにやっておく40のこと」「成功者だけが知っているとっておきのルール」みたいな自己啓発本がほとんどと言っていいほど無い。これが居心地の良さを後押ししている。そのほかにZINEを販売していたり、2階でがポップアップストアがたまに開かれてたりと、群馬の本屋の中で唯一無二の存在感を醸し出しています。本が好きな人でこの本屋さんが嫌いな人はいないと思います。ぜひ行ってほしい。
2.未来屋書店(イオンモール高崎店)
イオンモール高崎
〒370-3521 群馬県高崎市棟高町1400番地
イオンの中にある本屋さん。2006年の開業時から存在していた。開業当時は可もなく不可もなくの普通の本屋さんだったんだけど、2020年にイオンモール自体がリニューアルすると同時に本屋さんも増床して無印良品と売り場スペースを共有するようになった瞬間に大化けした本屋さん。
売れ筋の商品を揃えつつも、かなりマニアックで尖った書籍がめちゃくちゃたくさんある。本当に本が大好きな書店員がしれっと増えたに違いない。
本屋の規模としては同じ大型書店のブックマンズアカデミーと比べると小さいけど、内容の濃さは未来屋書店の方が濃い。
まだまだ高崎市には本屋さんがあるけど、私がよく利用するのはこの2店。どちらもおすすめなので行ってみてください。そして、本屋が残る未来をみんなで残していきましょう。
それでは、また。