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Podcast編集裏日誌 #13 私がエセ科学やスピリチュアルを取り上げ続ける理由

最近のリケダン健康論はエセ科学の話が増えてきた。その最たるものが#40の”学校に忍び寄るエセ科学”とテーマにまでついに進出。

なぜこんなにもエセ科学を取り上げるかというと、大きく2点
1)正しいリテラシーを身につけてもらいたい
2)ウォッチしていて楽しい

1)は言わずもがな、健康知識をつけていくためには正しい知識を持つことが絶対条件で、エセ科学に騙されないようになってほしいという思いから。ところが、2)はちょっと意地が悪い。スピーカーふたありが面白おかしく、スピリチュアルを信じている人たちをエンタメ感覚で見ている様相があり、嫌悪感を抱く人もいるかもしれない。

それは、スピリチュアルが納得いく理屈を示してくれないから。信じる、信じない以前の問題。例えば、よく当たる占い師がいたとして、過去のことを当てたとして、それがいったいどうしたというのだろうか。自分にとって何もプラスになる情報が得られていないじゃないか。
じゃあ、未来のことはというと、占い師はよく「未来は変えられる」という、これって当てられないと言っているのと同義だと思うんだけどどうだろう?

同じような話に前世の話がある。「前世は中世ヨーロッパの騎士」とか「戦国時代の武将」とか、まぁごろごろ出てくるじゃないか。でもさ、俺が聞く限り人間しか出てこない。これっておかしくないか?前世というのは輪廻転生の考え方からきているならば、全ての生きとし生けるものが輪廻に組み込まれているはず。ってことは、都合よく人間ばかり出てくるのはどうなのよ?これだったら、稲中の前野の前世と言われた怒れる羊の方が現実味がある。

そして最近見つけたよくわからないのが「アーシング」
知ってますか?アーシング。

アーシング(又はグランディング)とは、靴もソックスも脱いで裸足になり、地球の大地と足を直接つながることを言います。 私たちは電気製品という電磁波の中で日々過ごしています。アーシングはこの体内電気を体外に放出し、大地のエネルギーにつながるという健康のサイクルを作り出します。 わかりやすく言いますとアーシングとは放電する健康法とも言えます。また大地に手や足を直接触れてエネルギーを地球と同じにする健康法です。大地とのコミュニケーションを実践しましょう。
人や動物は、裸足で大地に接地して、体と地球との間で常に通電が確保された状態でいることが本来の正しい生態の一環です。
このことで体に静電気を溜めないことはもちろんのこと、大地からのエネルギー(電子)の充電も行き渡り健康の基本が成り立ちます。 人も動物も電子機材の影響や、体の摩擦以外に血液の流れでも静電気を発生します。体に静電気が溜まると血管の外側に帯電しているイオンが血球のイオンと引き合い、また、血球同士が数珠の様につながるので血液の流れが悪くなります。静電気が抜けると血管と血球同士の引き合いがなくなり、血液細胞同士も離れてサラサラになります。

https://www.prana-resort.or.jp/earthing/

いやー。もうね、何を言いたんだと。なんかそれっぽい単語を繰り返し使っているだけ。なんかね、もうつらつら書くのもバカらしいなぁって思うので、一言だけ。

ピップエレキバンで健康被害は出ていない。(ただし、効くとはいっていない・・・)

そんな感じでですね、私なんかの適当な知識であっても一瞬でおかしいと思ってしまう。そういう主張を見るたびに色々妄想が捗ってしまうんですよ。「主催者は本気で信じてるのかな?」とか「商品の値段は高くした方がいかにもっぽいから高くしたのかな?」とか。ちなみに、先ほどのアーシングの団体が発売している酵素水のお値段がこちら。

はえぇぇぇ、1本7千円ちょっとしまっせ。へぇぇ・・・

ご利用は計画的に。

なんか、こういうのって本当に美味いものや、栄養価の高い商品・野菜を作っている全ての生産者に失礼だよな。

ってなわけで、私はこれからもこんな胡散臭くてインチキっぽいものを面白がって紹介していこうと思っているんだ。

それじゃ、また。

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