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次世代のニンテンドーゲーム端末について考えてみる #17
最近、次世代ニンテンドーSwitchの話が盛り上がっているので、個人的に考えていることを述べてみる。
特に、何か鋭い思いつきがあるわけではなく、ダラダラと思っていること書いているだけである。
はっきり言って、今年に入るまでは次世代ニンテンドーSwitchという大袈裟なものは必要なく、グラフィック能力や、スクリーンの解像度を上げたり、WiFiの高速化などを行なった強化版のSwitchを出すだけでもいいのではないかと考えていた。
ただ、SteamDeckを始め、ゲーム用に特化したPCが急速に市場に出始め、漸く自分も「あ、強化版Switchでは今後数年戦っていかないんだ」ということを感じ始めた。
ニンテンドーは、これまでもDSやWii、Switchなど誰も思いつかなかったような、新しい市場を切り開く製品を発表し、ここまで生き残ってきた。
Siwtchも発売当初から、CPUのパワー不足やメモリー不足を指摘されながらも、結果として非常に長い製品寿命をもった製品になっている。
ここで、次世代機を題してくとすると、どのあたりを狙ってくるのだろうか。
現在、ゲームの主なマーケットごとにざっくりと状況を整理してみる。
現在の環境としては、まず、据え置きコンソールの市場は、プレイステーション、XBOXで埋められており、どちらかというと、プレイステーションがかなり優位に試合を進めている状況と言っていいと思う。
ここに、ニンテンドーが改めて次世代機を持って切り込んでいくことが果たしてできるのか。ニンテンドーには、独占ブランドのゲームタイトルが多数あるため、ある程度のシェアは見込めるかもしれないし、もしかしたらXBOXよりもシェアを獲得するかもしれない。
ただ、据え置きコンソール分野は、ニンテンドーが目指している、これまでにゲームをしてこなかった新規ユーザーの取り込みには繋がりにくいし、Switchで獲得したこれらのユーザーを切り捨てることになるかもしれない。
さらにいうと、PCゲームよりに製品寄せていくことも考えにくい。
とすると、Swtichよりもさらにポータブル側に製品を寄せていくのだろうか。
ただ、さらなるポータブル機はすなわちスマホという高性能かつ、毎年のようにモデルチェンジが行われている市場に正面から挑むこととなり、5〜7年ほどの商品サイクルを見込んでいるゲーム機としてはかなり苦しい戦いになると思われる。
では、どのあたりにフォーカスをするのか。
新しいユーザー獲得の可能性があるのは、シニア層と子供、しかも小学生低学年から下のそうではないだろうか。
例えば、現在のSwitchよりもよりタブレットタイプにして、ほぼタッチ操作でゲームができるようにした端末はどうだろう。
これで、水、埃、落下などに耐性があるデイバイスで、子供に対してはA社のタブレットよりも手にしやすく、知育的なゲームを合わせて開発し、シニア向けには、あまりハードではないゲームを提供すれば、一定程度のユーザー獲得に寄与するのではないだろうか。