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【映画レビュー】「リンカーン」
本日も読んでいただきありがとうございます!
「リンカーン」を見たのでレビューをしていきたいと思います。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいってみましょう!
どんな映画?
「人民の、人民による、人民のための政治」で有名なエイブラハム・リンカーンですが、このリンカーン大統領が4年にわたる南北戦争中に、アメリカ合衆国憲法修正第13条をなんとか可決させようと臨む政治ドラマです。
誰が出ているの?
この映画は、監督があのスティーヴン・スピルバーグさんが努めています。脚本は、「ミュンヘン」の脚本も担当されたトニー・クシュナーさん。原作は、ドリス・カーンズ・グッドウィンさんの『リンカン』となっています。
ダニエル・デイ=ルイスさんが、エイブラハム・リンカーンを演じています。エイブラハム・リンカーンの妻メアリー・トッド・リンカーンをサリー・フィールドさん、奴隷解放急進派の共和党議員をトミー・リー・ジョーンズさんが演じています。
リンカーンの時代の「ザ・ホワイトハウス」
歴史の授業では、冒頭のセリフと奴隷解放が記載されているだけだったと記憶しています。
そのため、スーパーパワーを持つ大統領が宣言したことで、奴隷解放がなったと単純に信じていたのですが、当たり前ですがそんなに簡単な道ではなかったんですね。
南北戦争中に連邦軍と戦っていた南部連合が支配する地域の奴隷を解放を命じたものが奴隷解放宣言でした。
そのため、採捕から連邦側にいた南部連合との境界線に位置していた奴隷制に賛成していた州とはその対象から外されていたりして全ての州が対象というわけではなかったんですね。
(奴隷解放までにはかなりの段階が踏まれるのですが、ここでは割愛します)
そのため、この奴隷解放を完全なものとするという道のりを描いていく、南北戦争時の「ザ・ホワイトハウス」というのがこの映画の印象です。
ダニエル・デイ=ルイスさん無双!
この映画で注目なのは、やはりエイブラハム・リンカーンを演じているダニエル・デイ=ルイスさんだと思います。
当然、本物のリンカーン大統領は知りませんが、彼の演技は実際にリンカーン大統領はこんな人だったのでは?と思わせるほどでした。演技というよりも、とても自然にリンカーン大統領になりきっていたように思えました。
派手さなないけど、重みのあるドラマ
全編にわたって、リンカーン大統領の奴隷解放実現に向けた思いを中心に、彼の人柄、息子や妻への愛情などを描いている映画です。
派手さはないですが、リンカーン大統領そのものとなっているダニエル・デイ=ルイスさんの演技力は本当に見応えがあるので、映画が好きな人なら一度は見てみてはいかがでしょうか。
今回は以上になります!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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