2023年ベストムービー5選!
長いまえおき
さて、今年(後半)から積極的に映画を見ていこうと心に固く決め、毎週末そして休日には映画を見てきたのですが、今年「自分が見た」映画の中で個人的なベスト5を挙げていきます。
基本的には、11月までに見たものからセレクトしています。
積極的に見始めてからは、映画館に行ってみたのは「」だけで、ほとんどはAmazon Prime、NETFLIX、AppleTV+などから見ている感じです。
可能な限り、ジャンルも幅広く見ようと心掛けてきて、新しく配信にかかったものから、小津安二郎監督や黒澤明監督、実写、アニメも意識して偏らないようにはしてきたと思います。
実質下期(7月)くらいから、週末に時間をとって見始めたのですが、初年にしてはかなりの本数を見られたと思いますし、いい作品にも出会えたのでとても充実した映画ライフだったと思います。
来年などんな作品に出会えるのか、とても楽しみ。
【入選】
ブルーバイユー
レビューにも書きましたが、実話をベースにした映画です。子供の頃からアメリカ人として育ってきて心もアメリカ人という人に、養子縁組の手続不備という理由だけで、強制送還されるというのは見ていて本当に心が引き裂かれる思いがしました。
不法侵入で、潜り込んで暮らしてきたわけでもなく、アメリカに来たのも自分の意思ですらない。アメリカ人としてひたすら必死に生きてきた一人の人間に、国民の資格はないと切り捨てていいのか?考えさせられる映画です。
そしてバトンは渡された
永野芽郁さん演じる森宮優子という女性の成長を描いた映画なのです。父親(田中圭さん)と森宮優子が二人暮らしをしているところから始まり、並行して「みぃたん」と呼ばれる女の子と父親(大森南朋さん)との暮らしを並行して見せていく演出、母親である田中梨花(石原さとみさん)の奔放な性格とその背後にある理由などがとてもうまく絡められていてとてもうまくできている映画だと思いました。
少年の君
中国の学校内でのいじめ問題を扱った映画です。主人公の同級生がいじめを苦に自殺したことから、いじめの対象が主人公に向いてしまったところから物語が始まります。
学校のいじめに対する警察の対応の仕方などが、中国らしいと感じるとともに、日本と共通した問題を抱えているというのもわかる興味深い映画でした。
42〜世界を変えた男〜
近代メジャーリーグにおいて、アフリカ系アメリカ人として初めてメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンのお話です。ジャッキー・ロビンソン自身の苦労もさることながら、GMのブランチ・リッキーがどう他のチームの圧力と闘ったのかについても描かれていて、ドラマとしてもとても完成度が高いお話でした。
君の瞳が問いかけている
事故で視力を失った柏木明香里(吉高由里子さん)と、刑務所から出てきたばかりのキックボクサー篠崎塁(横浜流星さん)の出会いと二人の関係を描いたお話です。
この映画は、物語の各所に仕込まれた伏線が、最後に一気に回収されていくところが、見ていてとても気持ちがよかったです。
【番外編】
ゴーステッド
この映画は、兎にも角にも主演のアナ・デ・アルマスさんがとにかく自分のタイプだというだけです!
おわりに
もともと映画は好きで時々見てはいましたが、意識してみていくと、表現の共有性とかがわかってきて、視点も変わってきたので来年はもっとみていきたいと思いますし、もっといい映画に出会えることを期待しています。
それではまた次回!
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