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訪問リハビリと所長しての働き

僕は理学療法士として13年目になり、今は訪問看護ステーションで訪問リハビリと所長としてマネジメントや経営に携わっています。
そんな僕の仕事について、サクッと書いていこうと思いますので、もし興味のある方は最後まで見ていってください。

理学療法士とは、ザックリ言うと怪我や病気になった人に対してリハビリをするという仕事です。
働き方も増えてきて、野球やサッカーなどのスポーツリハビリ、一般企業の健康予防・増進目的の産業リハビリ、保険関係なく行う自費リハビリなど多様になってきています。

僕は初めの記事にも少し書いたように、自分が野球で怪我をしてリハビリを受けたことがきっかけで理学療法士になろうと決め、1年目〜5年目まではスポーツリハビリも盛んな整形外科専門病院に勤めていました。

そこで自分の学生時代と同じように怪我で好きな部活・スポーツが痛みや怪我でできずに苦しんでいる人を相手にリハビリで関わって、復帰までサポートできた時は何にも変えられない喜びを感じました。
中学の硬式野球チームの練習現場に出向き、身体のチェックやテスト、パフォーマンス向上のための分析など、色々経験できました。

そんな貴重な経験をさせてもらって感謝でしかなかったのですが、それと同時に自分の働き方を考えるきっかけにもなり、訪問の世界へ飛び込みました。

今は在宅現場に出向いてリハビリを行っており、病院とは全然違ったリアルな生活環境で出来ることをご家族様や他の職種と連携して進めるやりがい・難しさを感じています。

今の会社ではリハビリ以外に地域活動や営業活動など、色々経験できます。
病院では黙ってても患者様が来るので、ただリハビリを行うという感じでしたが、今の会社では自分達で依頼を取れるような関わり・活動をしていくことが大変ですがやりがいを感じています。

それに加え、現在は所長という役職をいただき、部下や数字と向き合いながら日々奮闘しております。
役職だけだと響きは良いですが、正直やることも考えることも増えるので決して楽ではないです。
ただ部下と仲良くしてたらいいというわけではないですし、メリハリをもって成果を上げてもらうような関わりをすることが個々によって違うので、そこが難しいと感じます。

自分でやった方が早いことでも、部下に役割を与え、任せることも大事。
口出ししすぎず、でも放置にもなりすぎず。
仕事以外にプライベートの状況によっても体調やモチベーションが変わるので、そこを把握するために1on1ミーティングなど色々迷いながらも手を打っています。


自分の城を持つみたいなことはあまり興味はなかったですが、色々経験していく中で少しずつ変わってきました。

自分1人でできることは限られているので、他の人と一緒に切磋琢磨しながらより大きい成果を出せる方が良いかなと。

あとは今後自分が年齢を重ねていった時のことを考えると、ただリハビリや研究発表だけをする理学療法士は正直きついなと。
であれば、人を動かす立場になっていくための経験を早くからしていく必要があるなと。

と言っても、リハビリ・臨床は好きですし、全くゼロになることは今すぐはないです。
今はプレイングマネジャーみたいな感じなので、しんどいことの方が多いですが、貴重な経験を少しでも早くする方が成長できると思います。

年収も所長となった今が一番高くなっていますし、やりがいという綺麗事だけでなくお金ももちろん大事なので、両方とも満足度としては良い状態です。
今の職場でまだまだ出来ることや目指すところがあるので、まずはそうなれるよう頑張ろうと思っていますが、会社に依存しすぎるのも良くないのでどこでも働けるスキル・人間性を身につけていきたいと思っています。


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