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何となく、今。

note、始めてみることにした。

無性に誰かに何かを届けたくなって。…って、別段届けるものが溢れている訳ではないのだけれど。私が吐露したものが、知らない誰かと繋がることがあればいいなぁ。blog経験なし、Facebookはリアルな友人とのみ。そんな私でもそんなことあるのかな。

そんな平々凡々の私がなぜnoteを始めてみようと思ったのか…思い立ったら吉日…と思おう!出来事があったから。

先日、小・中学校の同級生の友人とLINEでひょっこり繋がった。なぜ、今、繋がった?って二人で笑った。いつも一緒に悪いことばっかりしてた三人組の一人、エッコ。

すぐに会う約束をして、会ってなかった7年分の色んな話をして…。それぞれ、誰にも会いたくないと塞ぐ日々を乗り越えて、近頃は漸く落ち着いたんだよ~とお互いを労った。そして、「ところで、なおぴょんどうしてる?」と、三人組のもう一人の話になった。それぞれ家庭を持ち、年賀状のやり取りのみになっていた。その年賀状も住所不定で返ってくるという始末だった。結局二人とも分からないでいたことが判明。帰り道、やっぱり気になった二人は、「電話してみよっか♪」と昔のようなやんちゃな雰囲気満載で、目をキラキラさせながら電話をかけた。

「もしもし…エッコ?!」と懐かしいなおぴょんの声がした。こちらの二人のテンションは大盛り上がり!すかさず、スマホをスピーカーに切り替えると、「カズもおるん?」となおぴょん。「だったらちょうど良かった!いいたいことがある…」と切り出したのは、自分が5年ほど前に脳梗塞になったという告白だった。この5年の間、リハビリ、リハビリの毎日。食べることも出来るか出来ないかという状態で、連絡するにも、この状況をどう伝えるのか分からずにいたと。私達はもう四十路を過ぎた中年。あり得ない話ではないけれど、発症するには若すぎるのでは?ショックだった。おしゃべり好きのなおぴょんの救いは、奇跡的に言語の障害が残らなかったことだと笑った。ここ最近、やっと自分で歩けるまでになり、自宅と病院の行き来をするまでになったらしい。私達に会えるようにリハビリを頑張って関西に帰る!今、目標ができたとなおぴょんは言い、私達は、なおぴょんとこうして三人で話すために、こちらの二人が定期的に会うことを約束して電話を切った。

蓋を開ければ、なおぴょんが一番大きな試練と闘ってた。自分たちの試練など小さなものに思えた。人生は予想がつかないものだと改めて思った。身が引き締まった。同時に、それぞれがひとまず落ち着いたと思えた頃に、パタパタともう一度繋がったことが嬉しく、とても不思議な気がした。LINEで繋がってなければ?電話してなければ?三人は再びこのタイミングで繋がることはなかった。このタイミング。誰か一人が落ちたままでも、絶好調でもない、このタイミング。

前々から計画的に予定していたわけではないけど、何となく、やってみよっかなと思うとき、その時がいいタイミングな時がある。自分の潜在的な声をいかにキャッチできるか。そして、それを疑わずに実行できるかどうか。やる前からごちゃごちゃ考えず、やってみようと思えたら、その時から始めるべし‼と思ったわけである。実は、とてもエネルギーのいることだけど。できるだけ笑顔でいるために。それが誰かの笑顔に繋がっていきますように。

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