おかゆにぴったり「万能パクチーだれ」のレシピ
パクチニスト歓喜!たっぷりの刻みパクチーに、ごま油、にんにく、しょうがを合わせた、スタミナ系パクチーだれのレシピをご紹介します。
このタレ、万能です。
たとえばサラダに。
たとえば、焼いた鶏肉に。
他にも、サンドイッチ、蒸したじゃがいも、パスタ、お豆腐……パクチーだれをちょこっとかけるだけであらあら不思議。お料理のレベルがぐぐぐっと急上昇!
そして何と言っても一番のおすすめは、おかゆにのせて「パクチー粥」!
おかゆの蒸気に乗って、パクチーの香りがふわ〜んとお部屋いっぱいに広がり……ああ、思い出しただけでもよだれが……
こういうタネや仕掛けを冷蔵庫に仕込んでおくと、「うっわ、私天才じゃん!助かった〜ありがとう!」と、明日の自分に大絶賛してもらえます。万能なのは私じゃなくてパクチーだれなのですが、自己肯定感、爆上がりです◎笑
パクチニスト歓喜「パクチーだれ」のレシピ
パクチーを刻んだら、あとは混ぜるだけ。余ったタレは冷蔵庫で一週間ほど保存できます。
【 材料 】(作りやすい分量)
▶︎ パクチー 1束
▶︎ ごま油 大さじ2
▶︎ ナンプラー(または醤油)大さじ1
▶︎ すりおろししょうが 小さじ1
▶︎ すりおろしにんにく 少々
▶︎ 塩・胡椒 少々
【 つくりかた (写真つき)】
①パクチーを刻む
今回使ったパクチーは、ちょうどひとつかみ。スーパーで売っている一般的なサイズの1袋くらいです。
よ〜く洗ったあと、水気を拭き取り、細かく刻みます。
ポイントは、根っこも一緒に刻むこと!
パクチーの根っこは香り高く、とってもおいしいんですよ〜。
根元から葉先まで、まるっと刻んだら準備完了です。(フードプロセッサーを使ってもOKです◎)
②材料を混ぜる
さて、刻んだパクチーに調味料を混ぜます。
▶︎ ごま油 大さじ2
▶︎ ナンプラー(または醤油)大さじ1
▶︎ すりおろししょうが 小さじ1
▶︎ すりおろしにんにく 少々
▶︎ 塩・胡椒 少々
ナンプラーは「魚醤」。例えるならば、「アンチョビ+お醤油」のようなお味の調味料です。ナンプラーを入れると途端にこなれたお味に仕上がるので、おうちにあればぜひ入れてみてください。ナンプラーがなければぜひお醤油を。和風テイストなおいしいタレに仕上がります◎
すりおろし生姜の「小さじ1」は、チューブでいうとだいたい3cmくらいです。
これらをよ〜く混ぜたら完成です!
1束分のパクチーがこんな少量になってしまいました〜…!「パクチー風味のドレッシング」とは一線を画す、がっつりパクチー。パクチーがぎゅっと詰まっています。
パクチーの薬効の高さはすばらしく、消化を促進してくれたり、ストレス解消効果が期待できます。さらに発汗作用もあるため、ダイエット中や、風邪気味のときなどに、身体の代謝を上げてくれる強い味方です。おいしいだけじゃないんです。
おかゆにかけるとこんな感じ
この日は桜えびと炊いたおかゆにかけてみました。
えびとパクチーの組み合わせはタイ料理でも王道ですからね〜!
仕上げにカシューナッツものせて……
じゃん!パクチーの香りが華やかなおかゆの完成です〜!
「消化に良いものを食べるべきだけど、療養食みたいなものを食べたら余計気持ちが滅入る」という日に最高です。
全体に混ぜ込むおかゆと異なり、一口ごとに味の濃淡があるため、どんどん次の一口を欲しちゃう感じでした。おいしすぎてペロリ。
コンビニでも手に入る、パウチのおかゆに乗せるだけで、ごちそう粥の完成です◎
サラダにかけるとこんな感じ
パクチーだれをお昼のサラダにもかけてみました。
サラダにかかっているの、見えますか?
サニーレタスとフェンネルのサラダに、粉チーズをぱらり。仕上げにパクチーだれをちょんちょんちょんとのせました。風味100点、おっしゃれ〜なお味でした〜!
もっとお手軽にキャベツの千切りとか、きゅうりスティック、トマトをスライスしただけのものにかけても、立派な一品になりそうな存在感でした。
焼いた鶏肉にのせるとこんな感じ
あまりにおいしかったので、お肉にも使ってみました。
塩胡椒を揉みこんだ鶏もも肉と、さつまいも、れんこんに、ぐるっとオリーブオイルをかけて、オーブンで30〜40分。
ほどよい焦げ目がついたら、最後の仕上げにパクチーだれをかけて……
じゃん!お手軽なのにこの完成度。味付けはパクチーだれだけです。ごはんにも合う、立派なおかずになりました。
パクチーだれ、万能すぎます……!
大好きなおかゆのおもしろさを知っていただきたくて、普段はおかゆのレシピを書いています。
シンプル系、甘い系、しょっぱい系、世界各国のおかゆ……おかゆと名のつくものは片っ端からチャレンジしたくなっちゃう病です。
年に一度くらいある(であろう)、「おかゆ食べたいかも〜」という気分になった時に、思い出していただけたらうれしいです!
鈴木かゆでした。
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