じぶんの中にある愛に気づく
愛されていないと思う人は、愛をうけとるセンサーが閉じているのです。
安全ではない環境を生きてきたためです。
世界は安全なところだと気づくと、自分の中に愛があることに気づけるようになり、外の世界から送ってくる愛をキャッチできるようになります。
私自身も、誰からも愛されていないし、恵まれていないという思いがありましたが、いまの地点に立って来し方を振り返ると、それは間違った思い込みだったと分かります。
過去の見え方が当時と今とでは、ぜんぜん違います。
私は愛されていたし、大切にされていました。
それに、けっこう恵まれていて、努力せずして向こうからラッキーが舞い込む棚ぼたなども経験しました。
私はじゅうぶん愛されていたし恵まれていたのですが、気づいていなかっただけなのでした。
誰からも愛されていないという頑な思いが、幸せを感じ取ることを邪魔していたと、いまでは分かります。
子供時代に愛されなかった体験によって作られたひねくれた思い込みがあって、大人になってからも周りのすべての人に敵意を向けていたのでした。
さいきんは愛を感じ取れるようになって、こころは安心し、安定してきました。
そのせいか、嫌なことにフォーカスしなくなりました。
あの人だけは絶対に許せない、と怨みと敵意を向けていた人のことがどうでもよくなってきました。
まず両親、とくに母。進路を妨害しようとしたこ高校二年の時の担任の先生。モラハラの彼氏。尊敬していたのに裏切られた大先輩。
意識がそっちの方に向かなくなってしまって、忌まわしい過去の記憶はどんどん遠ざかって行くのを見送っている感じです。
視界に入らないほど遠くへ消えていけばいいな、と思っているところです。
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