「あの人が問題」と言うその人が問題
私たちが出来ることは、自分の心の中を平和にすることと、自分の周りをピースフルにすることだけではないかと思います。
世界中の悩める人を救う、なんて大言壮語している人は、その人自体が心に問題を抱えています。
カルトの教祖とか平和運動家にそういう人は居ますね。
私の知り合いのある人は、人権運動家として長い間、啓発活動に取り組んできて国連に行ったこともある情熱的な女性です。
彼女はそれをするのに十分な生い立ちと背景がありました。
彼女が主宰しているコミュニティーに少しだけ関わって活動の様子を見せてもらったり、グループの人と話した事がありますが、みんな私生活はあまり幸せそうではありませんでした。
みんな心に傷を負った人たちでした。
この活動に関わっても私は幸せにならない、そう判断して、すぐ退会しました。
私だったら社会活動するより自分の心の問題を解決する、と思ったからです。
と言っても、私は彼女のやっている事を決して否定するつもりはありません。
彼女は私人としての幸せよりも社会の不正と闘う人生を選んだのですから、それも人生だなとエールを送るだけです。
そういえば、彼女は「すべての子供が生まれてきて良かったと思える世界をつくる」というスローガンを掲げてきました。
「すべての○○を…どうこうしたい」と壮大なストーリーを語る人は、自らが傷ついてる人ですよ。
自分の傷を周りに投影して救いたいと言っている。
そういえば、よく知っている治療家も、「すべての人の人生を…」とキャッチコピーを作っていたなあ。
最近はこういうのは、もういいなあ、と思うようになりました。
自分の心身がすっかり癒やされて平和になってしまうと、立派なことを言う人や大言壮語する人には近づかなくなります。
波動が変わって、共鳴しなくなったからでしょうか。
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