人生を止めている要因
「悩むことから離れられない人」がいる一方で、「悩み続けることが出来ない人」がいます。
私の記事を読んでくださっている人は、「悩むことから離れられない人」が多いのではないかと思います。
嫌なものに何時までも執着して苦しいですよね。
もう一方に「悩み続けることが出来ない人」たちが居ます。
メンタルが強くてストレス回避が上手い人たちですが、彼らの考え方と行動で際立っているのは、嫌な人や嫌なことからさっさと立ち去る切り替えの早さです。
考えても答えの出ないことは流して、何時までも悩んでいることはありません。
周りに振り回されることなく自分の遣りたいことに集中できます。
プラスにならない事には関与しない割り切りのよさがあるんてしょうね。
一方、割り切れないのが「悩むことから離れられない人」なんでしょう。
嫌なことが頭から離れず、自分を責めたり、相手を変えようとしたりします。
子供の頃の親子関係を再現していますね。
子供の頃は逃げることは出来ませんから我慢するしかありません。
ですから大人になっても、過剰適応しようとして、そこから逃れようという発想にはならないのです。
嫌なことを我慢するのが当り前になってしまっているのです。
ずっと悩み続けてしまう、嫌なことを我慢する癖は、子供時代のトラウマに起因しているのです。
トラウマに汚染されているから嫌なことがあったら、そこに固定されてしまって動けないのです。
悩むことが出来ない人からすると、人生のだいじな時間をずいぶん無駄にしているような気がしないでもありません。
トラウマを解放したら人生は前に進むようになります。