一匹狼はやめよう
神経が過緊張になっている人は、つねに警戒闘争モードになっているから、人間関係は勝つか負けるか、食うか食われるか、人生は戦場だ、みたいな人です。
人の善意も悪意と解釈するみたいで、こういう人を相手にすると、やり辛いです。
私の母がこういう人だったのですが、こういう人が家族にいたら大変です。
彼らは闘争に負けることを異常に恐れています。
こういう人から敵認定されたら怖い目に遭います。
パートナーでも子供でも容赦はありません。
私はこういう母に育てられたから、人を信じるのが容易ではありませんでした。
社会に出てから苦労しました。
周りの人と打ち解けることができず、こころを閉ざしたままの私に、いろいろと忠告してくれる人も居ました。
時は流れて、あの人たちは私に人の優しさを教えようとしてくれていたのが今は分かります。
仲間になること、助け合うこと、協力し合うこと、楽しむこと、認め合うこと、分かち合うこと、そんなことを教えようとしてくれていました。
人の優しさが分かるようになって、凍りついていた私の心も優しくほどけてきました。
コミュニティに所属することがずっと難しかった私ですが、考えも変わってきました。
隠れていないで大勢の前に出ていこうかなあ、とさいきんは思えるのです。
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