イギリス旅〜サウサンプトン、ワイト島
サウサンプトンへ!
今回の旅行は、息子が「海へ行きたい!」と言い出したことがきっかけでした。でも、近場の海でリゾートの街ブライトンは嫌だと言います。何回も行ってますし。
で、まあ、我が家から行きやすい海辺の街で行ったことないところ!・・・という安易な理由でサウサンプトンへ。
サウサンプトンといえば・・・
イングランドの南の港町。大きなクルーズ船が出港する港です。
ここから、あのタイタニック号も出港しました。
そして、歴史の教科書にも出てきたメイフラワー号もサウサンプトン港から出港しています。
メイフラワー号は隣町のプリマス港から出港というのが定説ですが、実は、まずサウサンプトン港から出港しています。最初は2隻の船で連なって行ったのですが、もう1隻の船が故障。とりあえずプリマス港に戻って、故障の調査をするも、故障は見つからず・・・。結局、メイフラワー号1隻でプリマス港からアメリカに向けて旅立ちます。
まあ、そんなストーリーのあるサウサンプトンの街。
こんなのも見つけました。
古い遺跡の壁に、イギリスを代表する小説家ジェーン・オースティンの印。こんなのが街の中にいくつもあります。おお、ジェーン・オースティンのゆかりの地?・・・と興味津々で読んでみると「18歳の誕生日会を開いた場所」とか「ここから家族旅行に出かけた場所」とか。・・・あんまり大したことじゃないようなことですが、そんな出来事が記録されるほどジェーンは偉大視されているということですね。
ワイト島 Isle of Wight
サウサンプトンも一通り見たので、その翌日は「ワイト島へ行ってみよう!」ということになりました。フェリーで50分ほどで島につきます。
イギリスにしては、南の暖かい気候。リゾートの島であり、裕福な人たちの別荘地でもあります。
ニードルズ The Needles
世界で最初の無線基地が作られた場所だそう。白い岸壁の先に、針のようにとんがった岩。その向こうに灯台。
自然も海も美しい。
ベントノア植物園 Ventnor Botanic Garden
そして、私の目的地はこの植物園。南国の植物が見られます。
私が見たかったのはこれ!
自然が織りなす幾何学美に目がない私。なんとも美しいスパイラル! このアロエが欲しくて、イギリスで買えないか探したこともあります。
スパイラル・アロエという、芸のない通称ですけどね。
やっと、恋焦がれていた憧れの君に会えた気分。奴はトゲトゲしかったですけどね。片想いだ。