シュタイナー流?ダイエット 第一目標達成
ダイエット途中経過
4月からダイエットをしています。1ヶ月1kg減を目指した、ゆるゆるのダイエット。3ヶ月半たって3.5kg 減量しました。
これで第一目標の「コロナ前の体重に戻る」達成です。
次は、ここから2kg減を目指します。「ドイツ前の体重に戻る」が目標。
ダイエット方法
参考にしているのは、ためしてガッテンの「測るだけダイエット」。朝晩、体重を測って記録する。100g単位で測るので、体重の変化がはっきりとわかります。
でも、「測るだけ」って、測るだけで痩せるわけがありません。日々、食や運動や生活を何かしら工夫して、ちょっと食べる量を減らしたり、運動してみたりして、日々ゆるーいダイエットを続けてながら、毎日測る。
何しろ1ヶ月に1kg減らすだけなので、リバウンドはありません。痩せて肌がシワシワになることもありません。ゆるいので、ストレスもたまりません。
ただ測るだけのことですが、体重の変化を意識していると、身体中のことに意識が行きます。食べるもの、運動、胃腸の状態、排便、生活、睡眠・・・。
だから、小麦は私の体に合わないとか、夜は炭水化物は胃腸の負担になるとか、栄養の違いによって排便が変わってくるとか・・・体の変化に敏感になります。
体がどんな栄養素を欲しがっているのか、どんな生活リズムがいいのか・・・そんなことを、体が教えてくれるようになります。
ダイエットとしてやっているのは、そんな体の声をきいて、それに応えてあげること。
シュタイナー的観察
このダイエットをしていて、なんだかシュタイナー的だなあ・・・と思います。
シュタイナー教育では、子どもを観察します。子どもファーストで、子どもの様子をつかんで、子どもに必要な対応をします。
決して、「漢字テストで間違えた人は、100回書いてきなさい!」とかではないのです。
そうではなくて、「この子はどうして書けなかったのだろう?」と子どもや子どものまわりのこと、環境、状況を観察する。正解できなかったのは、1回も練習しなかったからかもしれない。練習できなかったのは、前日何かがあって勉強できなかったからかもしれない。練習しても、認知能力や運動神経になにかひっかかりがあって、覚えられなかったり書けなかったりするのかもしれない。いろいろな原因や状況があるから、まずは子どもをみて、何が原因かをつきとめて、それに合った対応をするのです。
授業にしてみても、「教え込む」という一方的なことをするのではなく、子どもが実験や体験をしながら子どもが観察をして、真実を見つけていく。
たとえば、物理の「てこの原理」なども、「てこの原理とはーーーというものです」と教えてもらうのではなく、シーソーにのったり、実験をして、その現象を観察して、子どもたちがその体験から「てこの原理を発見する」というプロセスを通して学んでいきます。
だから、「教えられる」という受け身の学びではなく、自分の感性と思考で、自分で真実を掴み取る学びなのです。
ダイエットでいえば、普通は、ファスティングとか特定のものを食べるとか、ダイエットのメソッドがあって、それを試す。
つまり、すでにある情報を教えてもらい、それを受け身で試してみる。自分ファーストではなくて、情報ファースト。
私がやったダイエットはそうではなく、自分の体を観察することが始まりでした。そして自分の体の声をきいて、自分の体に合うことをやっていく。
だからこそ、自分に必要なことができて、効果が出たのだと思います。
子どもの教育も同じ。的をはずした指導をしたって、効果はない。子どもをよく観察して、知って、的に合う指導をするから効果があるのです。
さて。
ドイツ前の体重。楽しみだなあ。笑