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2周目の大豆田とわ子
坂元裕二さん脚本のドラマはやっぱり見てしまいます。
「大豆田とわ子と三人の元夫」って、もう題名だけで面白いのまちがいなしですよね。
先日このドラマは無事最終回を迎えました。私は全てを録画し、現在2周目を見ています。坂元裕二さんのドラマは何だか私にはまるんですが、一回ではよくわからない事が多いので、2周は必須です。
「カルテット」もそんな感じでした。会話劇なので集中力も必要だし、急激な場面転換もあるので二度見が必要です。
二度見ると、夫たちのとわ子への愛情がめちゃめちゃ熱いことを再認識します。不思議なくらい愛されています。特に三人目の夫の「しんしん」(岡田将生)の執着は異常なほどです。「しんしん」は他の人に興味がないので、とわ子への愛だけが強すぎるのです。
初めてみたときはとわ子が三人に対してどんな気持ちでいるのかわからなかったけれど、とわ子が実は一人目の夫のことが好きで、唯一振られた形だったことがわかって見てみると八作(松田龍平)の事は気にしながら見ていることに気づきます。
結局最終回になってもとわ子は三人に守られているままで終わりました。
とわ子はとてつもなく魅力的なんですね。夫に「とわ子すっごいモテモテなんだよ」と言うと「だって松たか子、いいもん」との返事でした。そうなんですよ。これって坂元裕二さんが松たか子さんのことが好きで好きでたまらないよっていうドラマだったんですね。
それにしても夫が病気になって以来全てのことが、このか弱い肩に掛かっている私とは真逆のとわ子。うらやましい限りです。
この春のドラマで「ソロ活女子のすすめ」も好きでした。終わってしまって寂しいです。寂しいと思うドラマは珍しいです。またやって欲しいです。