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レッスン、はじめます

3年前、まだ世の中がコロナウィルスの脅威から抜け出せずにいた頃、高校同期一同でオンラインによる『成人を祝う会』を開催しました。
ありがたいことに、当時その実行委員の一員として関わらせてもらったのですが、企画を練っていた各組責(クラス代表)の苦労を思うと本当に大変なイベントだったと思います。僕は企画に少し華を添えた程度なので大したことはしていないのですが、すぐそばに尊敬できる人間がたくさんいる環境というのは素晴らしいなと気づかされます。

その会で印象的だった一幕が、当時の開成の校長だった柳沢幸雄先生のスピーチでした(もちろんパワーポイント!内輪ネタですが笑)。

その一部では、こう語られていました。

「なぜ上を目指すのか
より良く、適切に
社会に尽くすことができるから」

「学問とはそれ自身が貴いものではない
学べ  学べ
学んだすべてのものを
世の人のために尽くしてこそ価値があるのだ」
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数日前に24歳を迎えました。その境目に到達するまでの間、新しい局面を切り拓きたいと思うことが増え、いまだ試行錯誤を重ねる日々を過ごしています。
社会に貢献するためには何ができるか。実は大学の入学式の答辞でも、同じことをスピーチしたのを覚えています。

「澆季混濁(ぎょうきこんだく)の現代社会において、音楽家の為し得る責務を模索し…」

夏目漱石の『草枕』にハマっていた時分、かなりカッコつけた文章を読み上げた結果、大学での会話の最初はほとんどの場合「何言ってるかわからなかったよ」になってしまいました。

夏目漱石の『草枕』。冒頭から難解です…カップリングされている『二百十日』は軽く読めて良いですよ


しかし根底にある意識は今も同じだと感じています。最近になってようやく、その道を見つけることができ、前例のない新たなプロジェクトを立ち上げようと動いていたりします。

そしてまずは自分一人で実現できることから。
何事もまずは一歩を踏み出さねばならないと思い、ついに決断しました。
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今月から、ピアノのレッスンを開始します!


普通のレッスンはもちろんのこと、特に勉強と音楽を両立したいと思う方に訪ねてほしいという想いがあります。
今や二足の草鞋を履くのは一般的になりつつある。そんな中で、どう二者をコントロールしていけば良いのか、アドバイスする人は多くないと思います。
いうまでもなく、二つ同時に成功を収めることができれば万歳です。しかし、全てがうまく行くとも限らない。

そこで最も大事なのは、【人生を豊かにすること】だと考えています。
物事の本質を見極めることができる能力こそ、これからますます必要になる能力であり、勉強も音楽も、多面的に本質を捉える力を鍛える意味では共通するところがあります。違いをわかる人間になれば、自ずと人生は豊かになるはずです。

せっかく二足の草鞋を履くのなら、とびきり分厚いやつを履こうではありませんか。

共に優れた文化人を目指す同志を、お待ちしております。小学生から募集中!

ホームページはこちら↓

https://www.kayashota-pf.com/

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