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カヤノコクエスト コウタの不思議な世界2 キノコ編 と、ある日のこと
草の國チャンネルの新作です。
あの子たちといると、面白い発見をたくさんすることができます。それがとても楽しい。
保育園とかこども園は、地域によっては,「子育て支援センター」としての役割をもっていることが多いのですが、
先日も、保健師さんと一緒に参加させてもらいました。その地域では保育園が4つあり、年間に2回ずつ参加して就園前の子どもたちの発達について、アドバイスしたり保育士さんと一緒に遊びを考えたりします。
その日は、7.8人の親子さんが参加されていました。前もって、感覚遊びをすることにしていたので、保育士さんには新聞紙でできる遊びを考えてもらっていました。また,私の知り合いの作業療法士の養成校からも、見学の学生をつれていっていました。
担当の保育士さんが、新聞紙を使って遊びを広げて行きます。その日は1歳から2歳の子が殆どでした。
新聞紙をビリビリと破る、まずはお母さんが破ってみて、こども達にもやらせてみる。やらせると書いてしまいましたが、どのようにすればこどもがやりはじめるかを考えるのはおかあさんです。こどもの顔の前でひらひらしてみる。息を吹きかけて揺らしてみる、ビリビリという音で,誘ってみる、バラバラと雪のように降らせてみる
…といろんな誘い方があるのですが…
今度は,新聞紙を筒状にしてみる、覗いてみたら,剣のようにしてみたり、ボールを作ってゴルフのようにしてそれを転がしたり,蹴飛ばしたり、そんなことをしていると、こどもたちは動き始めます。ちょっと、飽きてきてる子もいたので新聞紙のボールを滑り台に持って行って、転がしてみました。何人かのこどもが喜んで繰り返します。
ついてきて一緒に遊んでくれるお母さんもいますが、いつの間にかはなれたところに、4.5人のおしゃべりの輪ができていました。しかも、そこに学生さんもいたりするのです。そしてお母さんのお膝から離れられないこどももいるのです。
支援センターの目的の中には、お母さん方の交流というのはあるんですよ。でも、それは遊びの時間が終わってからでもいいはずなんです。家ではできない遊び、集団での遊び、広い安全な場所の提供…うわ!うちの子こんなことができるんだ!こんなことで笑うんだ、という発見をしてそれを楽しんで、そこでお互いのお母さんたちと笑い合って、これをお家に持って帰ってお父さんにはなしたり、おばあちゃんにおしえたり…
そういうことを大事にしたいのになぁ。
学生さんも、おかあさんとのはなしより子どもたちをみてほしいのに…
おかあさんの膝から離れられないこどもも、楽しそうな輪ができていれば、それをみることで興味をもったりすることもできるし、その子をひっぱりだすような遊びの提供もできるのに…
と、「なんだかなぁー。」という一日でした。まあ、2.3組の親子さんは相談してきたり、一緒に遊べて楽しかったからいいんですけどね。
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