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今日の発見 おかあさんはすごい!

4年生のナミちゃんの支援会議にいってきました。昨年までは、支援クラスにいたのですが、なかなか登校出来ずにおかあさんは、苦労されてました。今年からは通常クラスで、他の子に混じって勉強しています。

学習障害のある子なので、通常クラスでは難しいのではないかと、心配していましたし、発達検査の結果も、学習障害(特に書字.読字障害)独特の結果がでていたので、会議の中で伝える内容も決めていました。

ところが、会議に遅れて来たおかあさんが持ってきたのは、ナミちゃんから「持っていってみんなに見せて」と言われた沢山の作品でした。結局、会議は、作品の説明から始まることになったのですが…

学校にいきたがらなかったので、いろんなところのワークショップに親子ででかけていました。

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綺麗な手作りキャンドル

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お花屋さんのワークショップでは、こんな感じ

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試験管を立てる、一輪挿しのプレート?

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ワイヤーを使った置物!
これを見た時、「うわ!やられた!」と思いました。
前述したように、ナミちゃんは書字障害があります。それは、視知覚に問題があることが多いのです。特に線が交差するような文字や絵は、わかりにくいので、2次元での学習ではなく3次元で教えた方がいいと思うのです。私は、紐とかチェーンをつかって絵や文字を作らせていたのですが、ワイヤーアートかぁ!!

また、英語の塾は楽しんで行っているという話、「あー、またもや、やられた!」
書字ができにくい子は、1.数字.2.アルファベット.3.漢字.4.平仮名の順番で難しくなります。だから、英語の方が、入りやすいのです。

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そしてこの絵!
こんなに上手に描けてるなんて!
あ!そういえば、メガネを作ったと言ってた、色付きの…イノチグラスって言ってたな。

白地に黒の文字が書いてあると、見えにくいと言うこどもたちがいます。地の色を変えるためにカラープラ板などを置いてみると、見えやすくなることがあります。

私が、昨年見た絵はとても稚拙で、学習障害独特の絵でした。それが、こんなに伸びている!

おかあさんが、やっていたことがちゃんとナミちゃんの成長に役立っていたということですね。

うちで、参加した夕活で料理をすることが好きになって、野菜の皮をむいたり、切ったり煮たりする事も良かったといってもらえました。カレーを1人で作れるようになったとか、うちと同じホットプレートを買って、いろんな料理に挑戦してるそうです。

そういう事が、通常クラスでの参加に役立ったのだと思います。休む事もなくなり、授業が面白くなって来たのか前の席でも大丈夫になりました。先生方からも、すごく伸びてると言ってもらえました。とても、意味ある会議だったので、わたしも嬉しかったです。


「個性を認めてくれる学校の先生や外部のワークショップの講師の先生、本人の困り感を形にして説明して下さり、補足説明して下さった先生、沢山の先生方の信じて認めてもらえるサポートが無ければ、反対多数の中で1人ではここまで行動出来なかったと思います。賛同して応援して下さるサポーターは必須ですね。やる前から諦めない私達親子にチャンスと時間を与えて下さいました。」これは、おかあさんの言葉です。支援会議なのだから、当たり前ですけど、感謝することで繋がっていきめすね。

*イノチグラスのサイトは、こちらです。

https://innochi.co.jp/



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