森 夏夜子

某都民/会社員。元学生キャバ嬢。中受附属ぬるま湯育ち。これまでひたにひたに浸かってきたルッキズムや肩書き信仰について考えてます。

森 夏夜子

某都民/会社員。元学生キャバ嬢。中受附属ぬるま湯育ち。これまでひたにひたに浸かってきたルッキズムや肩書き信仰について考えてます。

最近の記事

『ホワイト・ホット: アバクロンビー&フィッチの盛衰』

私のアバクロとの出会いは中学生時代。家族で行ったハワイ旅行だった。パリスヒルトンをはじめとしたアメリカンセレブがファッションアイコンとしてもてはやされた時代で、私も雑誌をかぶりついては追いかけ憧れ真似してセレブファッションをかじっていたそのひとり。ハワイではジューシークチュールの店舗に行って興奮した。パイルジャージやラインソックスを買ってもらって大喜びしてた。 ショッピングモールで、異様にイイニオイを放つやや照明暗めのお店に吸い寄せられた。それがアバクロだった。入ってみると

    • すっぴんアクティビズムしたい-『脱コルセット:到来した想像』

      日本にも通ずる「介入社会」個人の領域を侵すこと、これは日本社会にも共通していると思ってハッとした。他者からのジャッジが一般化している。容姿、学歴、職業。家庭内でも親戚の集まりでも学校でも会社でも友人との世間話でも、ずかずかと個人の自由に土足で踏み入る。村社会・ニッポン。最近は欧米の影響が色濃く「ボーダーレス」「ジェンダーレス」「ボディポジティブ」みたいなところから日本でも若者世代中心に一般化しつつあり私もそのマインドに大賛同しているが、村社会文化はまだまだ色濃い。だからこそ介