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私と怪談本2

今日は年一回の経過観察の日。有休を使い、かかりつけの病院へ行きました。以前何処かの記事で書いたと思うんですけど、私が前職を辞めたきっかけは頭部打撲による脳出血でした。

およそ5年前になるかな。約8時間の手術を終えその後定期的に経過観察をしていたんですが、大きな病院なので待ち時間が結構ある。

そんな時、私は怪談本を持参して読みながら診察を待ちます。今回持参したのは

沖縄怪談 耳切坊主(ミミチリボーシ)の呪いという怪談本。作者は小原猛さんという沖縄在住の方。

小原さんの書く怪談は沖縄で取材したもの。いわゆる本土での実話怪談とは内容が一線を画すものが多い。沖縄ならではの文化的背景も相待って、どこか異国情緒に溢れています。私は好き。特に男女の「情感」と「妖怪・魔物」的な話が印象に残り、なんとも言えない読後感があります。

とても興味深い内容でした。上記の本だけではなく結構怪談本を書かれています。

ネタバレしたくないので内容には深く触れませんが興味を持たれた方は読んでみて下さい。

そうそう、脳出血の経過観察は良好で診療は本日で終了しました。長かったなぁ。

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