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シュタイナーと宮沢賢治

わたしの人生においてとても大切な仕事「銀河ノコモリウタ」が芦屋にあるベッカライ・ビオブロートさんへと旅立ちました。
以下はオーナーでビオマイスターの松崎さんの著書より

"たとえば製粉は麦を砕いて細かくして粉にすることだが、シュタイナーの考えではこの時にエーテル体と呼ばれる物質の外側にある存在は壊さないようにしなければならない。かつて、製粉は人力で、やがて動物で、そして水力や風力で行われていた。それは自然の力だ。そこにはリズムがあり、自然のエネルギーが作用すると考えられた。"
「ベッカライ・ビオブロートのパン」松崎太

※エーテル体というのは植物、動物、人間においての第一本性である「鉱物体」(有機体は死を迎えると土と水に戻りますよね?)を生命体たらしめる構造のことです。


パンを作っておられる松崎太さんはドイツパンのビオマイスターで、ドイツ修行先のパン屋のオーナーさんがシュタイナーを読んでおり、パン作りに十二星座を使っていたそうです。

アストラル共振はこのような形で表れるので本当に面白い。目には見えない場所で響き合ってしまうということです。

有機玄麦を毎日使う分だけ石臼で挽いて、
"生命を育む食べものとしてのパン"を焼いておられるため、食べた時の身体の入り方が違う。
その理由が著作からも垣間見れます。

お付き合いは10年以上になりますが、
先日の宮沢賢治百年祭「春と修羅」朗読会で皆さんに食べてもらう全粒粉のブロートを買いに行った時、
ひょんなことから宮沢賢治ファンという会話になり早速購入くださいました。

この本が旅立つ先々が点と点になり、
見えない星座を結んでいるように感じています。

2022年12月22日冬至に発刊した「銀河ノコモリウタ」は今年で2周年。

不思議な「2」の連なりも。
来年はルドルフ・シュタイナー没後百年です。

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