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3ヶ月ぶりの帰省。
昨日は出身大学にて、20分ほど、大学1年生に向けて講義をしてきました。
一昨年、去年と引き続き、今年で3回目になります。
これまでと今の自分が大きく違うのは私が働いている環境。
今回はそのあたりも伝えようとしたら、あんまり上手く喋ることができなかったなぁと感じています。
あとは言葉足らずでやや誤解を与えかねないことも言ってしまったかも。
この講義への感想などは後日また送られてくるので、それを楽しみに待ちたいと思います。
久しぶりの帰郷
この講義に合わせて、3ヶ月ぶりに地元へ帰りました。
前回が8月。秋をすっ飛ばして、12月初冬。
思っていたよりも暖かったので過ごしやすかったです。
せっかくの帰郷だったので、お世話になっている男の園長先生に私の現状を話に行ったり、大学時代の部活のメンバーとお酒を飲んだりと、スケジュールは意外と多く、それ以外は嫁とゆったりと過ごしていました。
去年の今頃は、まさか今のような展開になるとは思ってもいなかったですが…1年は本当にあっという間ですね。
恩義という言葉
今回の帰省のメインイベントの1つが、お世話になっている男性の園長先生に現状報告をしにいくことでした。
今、自分が悩んでいる課題に対して、1番的確にアドバイスをくれると思ったのがその先生だったからです。
なぜ関西に行ったのか。
どんな保育を見ているのか。そして、その保育に対してこんなことを思っている、とか。
前半は保育のこと。そして後半はクリーニング業に関わる会社設営についての質問をいくつかしました。
私の行動力に否定的な意見は一切投げかけてくることはなく、今私が欲しかったアドバイスをもらえたように思います。
“リョウ先生はいずれ前の園に戻るつもりなの?“
これは毎日…とは言わずとも、常に自分に付き纏っていることでした。
私がクリーニング師の免許をとったきっかけは間違いなくそこにある。初め私を突き動かした感情は、もう一度前園に布おむつの文化を持ち込むことでした。それがあの園の強み、他園との差別化につながると思っていました。
“もしリョウ先生がそれをやろうとしたら、園をたくさん持っているような法人が動きやすいかもね。きっと前の園への恩義はあると思うけれど“
あぁ、この切ってもきれないこの感情の正体は“恩義“だったのか。
自分は恩義に囚われていたのだと思いました。
自分はまだ口先野郎
そしてそれよりも、その園長先生の保育に対する自信や情熱が自分にはまだまだ到達していない部分で、純粋に負けたくない思いも生まれました。
理想像ではないけれど、いつかこの園長と同じフィールドで戦うことになった場合、まず勝てない。というか自滅していく未来をみました。
あの溢れ出てくる自信に対して、自分はまだ口先野郎にすぎないと実感してしまったわけです。
“小さなことをコツコツと積み重ねる。これに勝てるものはない。リョウ先生は絶対にこっち側の人間だよ“。
今いる環境でどのように、何を、積み重ねるのか。課題をいただいたのでした。