ストーリーは「感情」。「理論」は添え物。
映画や小説や漫画なと、ストーリーが構成された娯楽とは感情を楽しむものであってそれ以外の要素が上手くできていることの方が重要ではない。
つまり、ストーリーとは、その中にある色々な感情を、体験を、そこから引き起こされる共感を、消費者がつまみとって楽しめたのなら「良い」ものなのである。
どれくらい楽しめたかによって面白さの評価は変わるが、基準自体は動かない。どれだけ脚本術や漫画論、物語論、創作技術などというものがあっても、そこの基軸は「感情」であり、理論ではない。
ストーリーとはそういうものだ。そうでなければ私達はそれを、どんな形であれ、面白いなどと思えるはずがない。
※このテーマに関する、ご意見・ご感想はなんなりとどうぞ