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目指せなければ目指さない。目指さなければ叶わない

 自らにどれだけの能力があろうとも、それを発揮できなければ意味がないように、そして発揮するために「そうしよう」と思わなければ叶わないように、誰も、何も望まないものを授けられることはない。天から降ってきたそれをつかまなければ、それが莫大な利益を持っていたとしても意味をなさない。
 だからどんな時でも、目指そうと思わなければ目指さないものだし、目指さなければ叶うはずなどないのだ。

 至極まっとうな真理として、人は意思によって動き、その結果を手に入れる。全ての始まりと言っていいほど、この世界は人の意思でできていて、何かの意図で物事は動き、私達はそれに関係が深いほど影響を受けて、何らかの結果を目前にする。
 掴み取るか否かは自分次第だ。
 意思によってもたらされた何かは、意思によって受け取られる。そうしてまた、次の意思へと繋がっていく。この世は連鎖的に希望を叶えていき、それがうねりとなり「ありさま」を作っていく。

 偶然を信奉するのは勝手だ。見えないものはまるで突然この世に現れたように思えるから。しかし私達にある「意思」は、どうあっても私達が否定できないものである。それは偶然ではなく必然のものとしてこの世に影響し、必然とは意思であり、思わなければ叶わないということを私達にまざまざと見せつけてくる。
 意思の力。
 叶えたいことがあるのなら、目指さなければならない。そしてもちろん、そうしようと思わなければ始まらない。私達は強くなくても良いと思えるこの「意思」に、自らを自らの手で救うために、確かな力を込める必要がある。

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