怒ること。それは創造そして変革で

　怒りほどクリエイティブでイノベーティブなものはない。怒りは何よりも「創造」と「変革」の原動力だ。なぜならそれは、現状への不満、つまり変えたいという大いなる思い、切羽詰まった危機感、そして何より破壊衝動なのだ。
　怒り、壊し、まっさらにする。
　もしくはそれに近い状態にまでクリアにしてしまうことは、まさに新たな何かを一から組み立てる絶好の機会なのだ。だから怒りはクリエイティブでイノベーティブなのである。むしろそれがなければものは生み出せない。今あるものでどうにかしてしまう。別に変えなくていいと妥協する。
　そういう「維持」はダメではないが、しかしほどほどがいい。定期的に変わらねば生き残れない。改善していかなければ取り残される。

　そのために必要なのはやはり「怒り」である。その創造力と変革力をふるい、人はまた、そうやって進化していく。

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