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運が良いのは試行回数の結果と心得る

 運を良くする最も手っ取り早い方法は、何度もやってみることである。
 なぜなら運が良いというのは、望む出来事が起こる確率が高いということであり、それには試行回数を増やすのが当然だからだ。「やってみる」ことが多ければ多いほど、望む結果は現れやすくなっていく。絶対にそれが起こらないというのでなければ、チャンスが何度もあれば、それだけ起こりやすくなる。
 なので、運を良くするには望むことが起こるための条件を整え、行動を起こし、しかもそれを何度もするほうがいい。反対に言えば、何度もできることほど起こりやすいから、それだけ運が良くなる。そう考えるとむしろ私達は、日常の様々な場面で「運が良い」ことを繰り返しながら生きているとも思える。
 数えてみれば、何度も成功していることの1つや2つ、もはや意識すらしていないけれど当然のようにできることがたくさんあるはずだ。

 もっともっとと求めてしまえば、どうしたって運は悪くなる。そのように考えてしまう。でもむしろ、なんでもないと思えるほどに何度も起きていることほど、「運が良い」ことを実現できているものはない。日常で試行回数を増やして、当たり前のように行えていることがあるのなら、それは「運が良い」の実践である。
 もし、自分が運の良くない人間だと思うのなら、その認識から改めるべきだ。それはそもそも、試行回数の少ないものばかりを見ていることがよくあるからだ。
 そうではなく、まず「運」とは、そのための行動をやってみることができているからこそ、結果としてついてくるものなのである。きっと人は、基本的には運が良い。その上で、自ら望む結果を出すために試行回数を増やせれば、運をきっと、良いと思えるようになるはずだ。

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