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【ZTMY】伸び仕草懲りて暇乞いレビュー

レビューを書くまでに少し暇(いとま)を頂きましたが、2/16発売「ずっと真夜中でいいのに。」のミニアルバム「伸び仕草懲りて暇乞い」、堪能しています!もちろん初回限定盤を購入したので、全曲インスト(オフボーカル)も聴きまくっています!聴くたびに発見があって本当に飽きません。

初回限定盤は魔導書仕様


今回のレビューは、それぞれの曲に対する「ACAねちゃんの一言」を引用しつつ、感じたことを徒然なるままに書いていこうと思います!ちなみに曲名の下に書いてある文字数は、歌詞の文字数になってます(空白、読点(、)は除く。句点(。)はカウント。)!驚愕の1,000字超えも!?

1:違う曲にしようよ

(687字)

イントロからjazzyな雰囲気のピアノが抜群に良くて違う曲にできないんですが、徐々に激しくなっていく「踊るピアノ」。特にラスサビ前~ラスサビにかけては圧巻です。「忍ばせたストーブつく音」っていうのは、曲中至る所に忍ばせてある「チチチチ」っていうストーブ点火用の火花音ですね。歌いだしと曲の一番最後が聞き取りやすいかな?昭和の家電製品音やないかい!

曲の方は、Aメロ1は普通の歌いだしなのに、Aメロ2はラップになっててもう好きすぎます。ラップパートで韻踏みまくってるのはもちろん心地よいんですが、サビ1、サビ2、大サビの言葉合わせが秀逸。

(cry eye、暗い愛、くらい合い)
謎めいた君への
(follow up、フロア、フローは)
照らす頬色

Flow Different/ZUTOMAYO

最後のフロー、効いてますよねぇ。この曲の英題、Flow Different。流れが違う。


2:袖のキルト

(514字)

では何故ギロなのか?上記Wikipediaによると、

ドイツの現代音楽作曲家ヘルムート・ラッヘンマンは、この楽器の「点の集合が線に聞こえる」音響に興味を持ち、

ギロ/Wikipedia

点と線、原点じゃけん、人間。おっとこれはスチャダラパーの「彼方からの手紙」でした。少し脱線しましたが、確かにMVを見ると、過去~現在~未来をキーアイテムで繋ぐような作りになってますね。これは「crack clock」でお馴染み、また「幾何学模様」満載の「暗く黒く」のMVでもあったタイムリープ。そういえば白いカイトを作るシーンとラストのカップスープ(?)は「勘ぐれい」のオマージュですね。袖のキルト、白いカイト。「白いカイト」はMyLittleLoverの名曲です(また脱線)。

ずとまよの楽曲としてはめずらしく(?)、トリッキーなメロディーラインもなく、エッジボイスもファルセットも裏声も少なく、ACAねちゃんのストレートな地声を堪能できる一曲。最初のハミング好き。


3:あいつら全員同窓会

(1081字)

初めて聴いたときに度肝を抜かれた、Cメロとアウトロラップのストリングスソロのことだと思います(多分)。ストリングスをはじめ、エレキギター、ベース、ドラム、ピアノ、フエラムネなどなど、様々な楽器がバランスよく散りばめられていこの曲。ボイトレ系Youtuberのおしらさんが、それらの楽器とACAねちゃんのボーカルの組み合わせの妙を解説しているリアクション動画が秀逸ですのでぜひ。

それにしても1081字ですよ、歌詞。ピンとこないと思いますが、4分15秒の曲なので、1秒当たり約4.24字ってことです。そしてその膨大な歌詞ではない部分について考察している変わった記事があるらしい。(よかったら見てね)


4:猫リセット

(635字)

あれ?もしかして若い人には聴こえてオジサンには聞こえない系?それとも片耳イヤホンだとダメな系?どの音か分かりませんでした・・・。

やっぱりこの曲の特徴はファミコン風のピコピコ音ですよね。ファミコン音源では同時に出せる和音は最大で3(+ノイズ)。もちろんファミコン実機から音声出力しているわけではないので、他の音もいろいろ重なっていますが、ピコピコ音メロディーは3和音で作られてい(ると思い)ます。そしてMVのワンシーンとファミコンゲームとのリンクを考察している変わった記事があるらしい。(よかったら見てね)



5:夜中のキスミ

(548字)

「かよう」は「歌謡」のことだと思います。サウンドはまさしく1980年代、昭和末期のアイドル歌謡曲のそれ。「ちょうだい(ちょうだい)」みたいなセンテンス終わりのリフレインもそうですね。しかしまさかしょうが(ACAねちゃんの飼い猫)視点だったとは・・・。まあダブルミーニングじゃない訳がないですけどね!


6:ばかじゃないのに

(694字)

これはサビ2後の超カッコイイ間奏のところ(2:46~)かな?

ばかであれ。Stay foolish。この曲の英題にもなっているこの言葉は、Appleの創業者スティーブ・ジョブズが、スタンフォード大学の卒業式スピーチで引用したことで有名です。「例えそれが他の人は違う道だったとしても、自分の信念に従い進みなさい」。これが私の生きる道、あっ、これはPUFFYの名曲です(またまた脱線)。
ジョブズはこのスピーチのなかで、「点と点はいずれ繋がると信じよう」と説いています。え?ギロの話?さらに、一度死を覚悟をした者が、残りの時間を有意義に過ごすための思考法を。
そして4月にSSA行われる予定のライブフライヤーに、ZUTOMAYOからジョブスと同様のメッセージが込められているのでは?と考察している変わった記事があるらしい。(よかったら見てね)


おわりに

あーSSA2Days行きたいなぁ・・・誰か連れっててくれないかなぁ・・・みそ汁欲しいなあ・・・(そこ?)

ずとまよの「なんかいいなぁ」を言語化しようと頑張ってみましたが、アルバム6曲トータルの歌詞文字数4,159字に対して本レビュー記事の文字数は約2,400字。ずとまよ強すぎる・・・!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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