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【パリーグ】隅田知一郎プロ初登板初勝利!3つの要因【埼玉西武】
2022年プロ野球、開幕明けましておめでとうございます!
今年もライオンズネタ、ちょこちょこ書いていきますよ!
2022年開幕戦、侍ジャパンのエース山本由伸にねじ伏せられたライオンズ。しかし開幕2戦目は、4球団競合の末ドラフト1位で獲得した隅田知一郎が7回1安打無失点の堂々たるピッチングでプロ初登板初勝利。個人的に感じた勝利の要因を3つ、挙げてみたいと思います。
1:抜群の制球力
MAX150km/hを超えるストレートに多彩な変化球を持つ隅田。しかしやはりそれらを操る抜群の制球力が光ります。福田に1つ、吉田正尚に2つ四球を与えましたが、どの四球の結果球もストライクコールでもおかしくないギリギリのボールでした。カウント不利になっても簡単に立て直し、微妙なストライクボール判定の後でもバタバタと崩れていかない安定感。試合後のインタビューでは「フライアウトが多く取れていたのがよかった」と冷静に自己分析。とんでもないピッチャーが現れました。
後は一年間戦う体力の問題だけですね。個人的には10勝は軽くクリアしてくるんじゃないかと感じました。
2:鈴木将平の先制パンチ
メジャー移籍した秋山翔吾が後継者として名前を挙げていた鈴木将平も気づけばもう8年目。昨年一昨年と開幕一軍メンバーに入り込んだものの、一軍ではなかなか結果を出すことができませんでした。
しかし今シーズンからライオンズに加入した平石打撃コーチの徹底した指導により、オープン戦から好調をキープ。ついに初の開幕スタメンを、しかもかつての秋山翔吾が務めていた1番打者として掴みました。
今日の相手は昨年の新人王、特にライオンズは6勝を献上するなど手も足も出せずにコテンパにやられ続けた宮城投手。その立ち上がり、アウトコースギリギリのボール球を2球余裕を持って見逃した後、やや甘く中に入ってきたところを柔らかく逆方向に振りぬき、レフト線へ2ベース。昨年までの打席で見られた落ち着きのないチャカチャカ動きはなく、どっしり感がありました。この安打を皮切りにあっという間に初回に3点先制。これが続いていけば、チームの核となる一番打者として固定されていくかもしれませんね。
3:4番、山川穂高
体重100kg超の大型選手は、一度下半身のコンディション不良を抱えるとどうしても復活に時間がかかってしまったり、そのまま復活できずに終わってしまったり。2年連続ホームラン王の山川もここ2年は苦しいシーズンを過ごしてきました。それでもこうして開幕に4番として指名されるほどの状態を作り上げてきたわけですから、並々ならぬ努力を積み重ねてきたということは想像に難くありません。そんな山川が、ホームランを量産していた全盛期によく見た、高めの完全なボール球を伸びあがるようにひっぱたいてホームラン。初回に飛び出した4番の一発に飛び跳ねて喜びを表した隅田。2回以降も冷静に、そして大胆に自分の力を出し切ることに集中できたのは、この援護があったからこそと思います。山川穂高、復活のシーズンとなるか。
そういえば山川の第4打席の登場曲が、あいみょんの「君はロックを聴かない」でしたね。「君ロック」といえば、昨年結婚し、山川と同様今シーズンに復活を期すかつての盗塁王金子侑司の登場曲。開幕スタメンを外れたネコ君へのエールでしょうね、多分(笑)。
先発ローテーションとして期待されていた今井達也の離脱により、ドラフト2位で入団した佐藤にも先発のチャンスがやってきそうです。東北出身、そして我が母校でもある筑波大学出身の佐藤君にも期待せざるを得ないです。
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