
LtG Startup Studioで開催されたStartup Weekend三島に参加してみた!|加和太建設新人広報の行ってみた!
皆さん、こんにちは!
加和太建設 広報担当池田七瀬です。
お久しぶりの新人広報の行ってみた!の更新です。
今回は、当社が2019年11月まで複合商業施設として運営していた旧大社の杜みしまをリニューアルし、オープン予定のLtG Startup Studioにて開催されたStartup Weekend Mishimaに参加してきました。
▼ Startup Weekend 三島
https://www.facebook.com/swmishima/
Startup Weekendとは?
週末(Weekend)を利用し誰でも参加できる、スタートアップ体験イベントです。この場では、アイディアを形にするためにチームを組んで、それぞれがアイディアを出し合い、最終的には様々な観点を軸に、そのビジネスの完成度を競い合います。
そもそも、起業を目指す人や興味がある人がプロトタイプを作成するような場に、なぜ社会人2年目の広報担当が参加するのかというと、KIC(KAWATA Innovation Contest )という社内の新規事業提案コンテストに応募をしたことがきっかけです。
▼ 加和太建設が行う新規事業コンテスト KIC(カワタイノベーションコンテスト)
https://www.kawata.org/kawalabo/4227.html
このKICの新規事業コースへは、土木・建築・総務・広報の同期4人で応募しましたが、誰もビジネスを作り上げた経験や、関わった経験がありませんでした。そこで1度、企業畑の方々から学ぼうということで加和太建設からは4名参加しました。
チームを作り、いざスタートアップ!|1日目(金曜日)
初日は、お仕事終わりの18時にLtG Startup Studioに集合。
大社の杜みしまの時には、さまざまな飲食店が立ち並ぶ施設でしたが、今では利用者が集中できるようなワークスペースが数多く確保されています。
Startup Weekendのようなイベントには最適な環境です。
入場すると、ネームカードや軽食を受け取り、開始時刻までは歓談の時間です。畑違いの場に来るとどうしても緊張してしまい、固まって座っていましたが、オーガナイザー(運営の方)の方が、うまくバラバラにしてくれますし、話を回してくれるため1人で参加しても馴染める環境です。
周りの方々にお話を伺っていると、三島市外の方や、県外の方もいて、さまざまな地域から来場!また、社会人だけでなく、大学生や高専生などがいて自己紹介するだけでも話のネタがつきません。決して、起業を絶対にしたい!という方しかいないコミュニティではないので、参加のハードルは高くなく、カジュアルに来ても学び、楽しめる機会でした。参加に必要なことは、「スタートアップ」を面白そう!興味ある!と感じることだと思います。
オーガナイザーから一通り説明を受け、Startup Weekendは何たるかの中で非常に印象的だったのが「ルールがないことがルール」ということです。コーチングや最終プレゼンの時間は決まっていますが、それ以外の時間をどのようにどこで過ごすかは自由というのはこのイベントの大きな特徴の一つだと感じました。
まずは、スタートアップとはどういうことなのかを、ミニゲームを通して体験しました。3人1組を組み、適当なお題を2つ与えられます。そのお題から、会社名・サービス名・サービス内容を5分間で決定し、1分間で発表をします。当日は、静岡×まちづくりやメガネ×サウナやなど、ありそう!な組み合わせや何が飛び出すかわからない組み合わせから、参加者がそれぞれ思いついた事業を発表しました。一見関連のないものでも、組み合わせることで新たなものが見つかることは、とてもワクワクしました。
そしてついに自分が持ち寄ったビジネスアイディアを全員の前で1分間ピッチ(発表)をします。事前に考えて語る人、さっき思いついたけど面白そうだからやりませんかと投げかける人、本当にさまざまでどれも面白そうなものばかりでした。それを聞いた上で、共同創業者としてチームを結成し、早速どのように進めていくかを話し合い1日目は終了しました。
1日目は、金曜日なこともあり18時〜21時と短い時間ではありましたが、自らが経験したことのない「ビジネス」という領域に踏み入れることに対して、とてもワクワクを感じつつ、考えたことのないことを考える難しさや疲れを感じました。もうここから3日目の17時の最終ピッチ(プレゼンテーション)までは、チームで動き、新たなビジネスを提案するために力を尽くすのみです。
厳しいコーチングを経て、アイデアをカタチに!|2日目(土曜日)
2日目の朝、9時からスタートし、1分間ピッチで採用された案をもとにチームで話し合いを始めます。ここStartup Weekendではルールがないことがルールです。次々とアイデアを出していくグループや、早速LtG Startup Studioを飛び出して市場調査にいくグループ、一人一人何が出来るか自己紹介から始めるグループなど進め方はさまざまです。進め方の正解はないですし、ルールもないのでグループの特色が出るところです。
Startup Weekendでは昼食と夕食もご用意いただいています。たくさん考え、疲れた参加者には、地域のお店で買ってきたお弁当やデザートが振る舞われました。
お昼を食べ終わった後の2日目、目玉の時間はコーチングの時間です。
コーチの皆様は、会社の取締役や役員の方など、普段の業務ではなかなか指導を受けることができない、高い視座や豊富な経験をお持ちの方々に直接ご指導いただきます。
「これは具体的に誰の困りごとを解決するビジネスですか?」
「本当にこれにお金を落とす人は、何人いてどれくらいの利益が見込めますか?」
など、さまざまなフィードバックをいただくことができます。
各チームそれらを受けて方向転換や改善を進め、中には一旦白紙に戻すチームも。このコーチングを通すことで、アイデアベースではなくて、顧客目線で考えることの重要性を強く感じました。
夜になると最終ピッチまで24時間を切り、各チーム焦りが見え始めます。しかし、オーガナイザーの方々から、モチベーションは今が最低だと思いますが、あとはやり切って間に合わせる、そのパッションのみです!と説明を受けると、夕食後も皆さん勢いよく作業に取り掛かっていました。
自分自身も、この2日目は、手に取るもの、目に見えるものに対して、どうやったらよく出来るか?このものに対して困っている人はいるのか?など様々な疑問を持つことができるようになりました。
ドキドキの最終ピッチを迎える!|3日目(日曜日)
3日目、最終日の朝は各々、最終ピッチのための資料作りに入るチームも見られました。各チームギリギリまで資料を作り、ついに最終ピッチを迎えました。
最終ピッチの発表形式ももちろん自由です。パワーポイントをはじめ、動画を使い実際に使っているシーンを想定しやすいように話すチームもありました。ジャッジは、ビジネスモデルとして成り立っているかどうかだけではなく、顧客のリサーチや市場調査、競合のリサーチなど様々な側面で評価をしていただきます。
そしてピッチが終われば、もちろんフィードバックもしていただけるので、このStartup Weekendの場で終わることなく、継続して事業を起こしたい方はよりブラッシュアップをすることができます。
何よりここLtG Startup Studioに応募することで、引き続き三島の地で本気で事業を起こすことが可能なのが、Startup WeekendをLtG Startup Studioでやる最大の魅力ではないでしょうか。
3日間を終えて
初経験で企画やアイデアを新たに出す仕事が未経験な私でしたが、とても勉強になることが多かった場でした。特にビジネスの企画・提案の経験が多い方のお話や指導を受けることで、ものを見る目や日々の考え方に変化がありました。
またどんな人でも受け入れてもらえる環境がStartup Weekendには整っていて、オーガナイザーの皆様も優しくサポートしてくださいます。
また、LtG Startup Studioが誰かと意見を交わしながら一緒にアイデアを磨く場所として本当に心地よい場所だと私も実感することができました!
そんなLtG Startup Studioでは、今後そうしたイベントが定期的に開催され、アイデアをブラッシュアップし、新たな事業が生まれる場所になっていきます。そうしたアクションを起こす方たちに必要な設備、環境、そしてコミュニティを提供していきます!
また経営に必要なリソース(経験・知識・人脈)を提供し、アイデアの構築段階から起業後の資金調達・パートナー探しだけでなく、ビジネスが持続可能なかたちになる伴走者として、LtG Startup Studioを私たち加和太建設もこの場所を育てていきます。
さいごに
いかがでしたでしょうか、今回の行ってみたでは、LtG Startup Studioで開催されたStartup Weekendに参加してみました。ぜひLtG Startup Studioで開催されるイベントや、こんな事業がしてみたい!という熱い思いがある方は、ぜひお待ちいたしております。
▼ LtG Startup Studio
https://ltg-startupstudio.jp/