ノンアルビール大好きな下戸の主張
ノンアルビールが好きです。
夏は夕食のときにノンアルビールで晩酌するのが楽しみです。
こう言うと、お酒が飲める方からは「わざわざノンアルビール飲むの?」とびっくりされます。
お酒が飲める方にとって、ノンアルビールはビールの代用品。
休肝日や車の運転で飲めないときに仕方なく飲むものなんだと思います。
でも、私のようにアルコールが全然ダメな人間にとっては、わざわざ飲む価値のあるものなんです。
アルコールはダメですが、ビールは好きなので、仕事終わりにゴクゴク飲んで、くーーー!ってなる感じは味わいたいんです。
でもゴクゴク飲んだりしたら確実に胃の中のものをリバースするので、できません。
でも、ノンアルビールならゴクゴクいける。くーーー!っていうのを再現できる。
お酒飲めない勢としては、世の中の飲料メーカーさんや飲食店さんに、もっとノンアルコール飲料や低アルコール飲料をたくさん出してください!とお願いしたいです。
飲料メーカーさんは、最近わりと力を入れていただいていて、沖縄のオリオンビールさんもノンアルを出していたり、広がってきているなぁと思います。
でも、飲食店ではまだまだ少ないです。置いてあっても一種類だけで選択肢がなかったりします。
もっと、食事と一緒に楽しめる甘くないノンアルコールの飲み物を充実させてくれたら嬉しいのにな……と思います。
ソフトドリンクってコーラ、ジンジャーエール、ウーロン茶、カルピスとかしかなかったりします。
居酒屋に行くのはお酒を飲める人だけじゃなくて、飲めない人も行くので、どちらも一緒に楽しめたらいいのに……飲めない人は我慢する感じになるのはもったいないように思います。
おそらくあんまり注文がないとか、利益率が悪いとかいろんな事情があるのかもしれませんが、ノンアルコールが充実しているお店に出会うと、私は嬉しくなります。
今日は、ちょっと奮発して、「常陸野ネストエール」の「ノンエール」を飲みました。
普通のビールと変わらないおいしさで、しっかりした苦味と飲みごたえがあります。
ピザとともにいただきましたが、最高においしかったです。
こういうクラフトビールメーカーさんがノンアルを出してくれると、すごく嬉しいです。
もっと広がってくれるといいんですが、まだ少ないみたいです。
こちらのビールは漫画を読んでいて知りました。
おばんざいとクラフトビールのペアリングができる京都の居酒屋を舞台に、実在するクラフトビールを味わい尽くすグルメ漫画です。
その中でノンアルビールもいくつか紹介されていたので、お取り寄せしてみました。
こちらの漫画、マイノリティの方も意識した内容になっていて、個人的にはそこもすごく好きです。
ただ、クラフトビールはそんなに毎日飲めないので、普段はスーパーで買えるノンアルビールを飲んでいます。
今のところ、一番のお気に入りは「オールフリー」の「ライムショット」です。
ほんのり柑橘系でスッキリした後味で、毎日飲みたい。
もしかしたら夏限定かもしれないので、今がチャンスです。
通年で売っているものの中では、キリンの「グリーンズフリー」が好きです。こちらも後味スッキリ目。
ちなみに、最近はないと思いますが、私が社会人になったころはまだ「飲めなくても飲めば強くなる」と言って、下戸の人に飲ませようとする人もいました。
お酒が強い人の中には、お酒が弱い人はお酒に慣れて、酒量の限界点を上げていけばいいと思っているみたいです。
でも、根本的に違うんですよね……
なんとなく、お酒が強い人、ある程度飲める人の酒量と気分の良さの関係はこんな感じの(私の)イメージです。
そして、お酒の弱い人、ダメな人。
少しも気分良くならないんです。
限界点はアルコールゼロの状態なので、飲み始めた瞬間から気分が悪くなったり体調が悪化します……。
飲んでも限界点上がらないんです。
もちろん同じ下戸でもそれぞれ違うと思いますが、飲めないという人には飲ませちゃいけないです。
ダメ、ぜったい。