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【読書記録】楽観主義者の未来予測(上)

本書では、「世界はテクノロジーの爆発的進化で豊かになる」というか論説についての説明がなされる。
約10年前(2014年)の出版最新情報のため、進んでいると実感できる部分がある。

■潤沢な世界
本書では、テクノロジーの指数関数的進歩により、【潤沢な世界】を成し得ることができる理由を説明する。

潤沢な世界とは、3段階のピラミッド

トップ 健康 自由
ミドル エネルギー 教育 ICT
ロー 食糧 水 住居

■人が進歩を認識できない(しにくい)理由
•ホモサピエンスは「ローカルで線形的な進歩(=ゆっくり)をしてきた」
•テクノロジーは、「グローバルで指数関数的な進歩」
人にとって、現代の進歩は早すぎて脳が追いついていない。
→脳の構造上、良い可能性や、チャンス、スピードが見えないというバグが起きている。
(ハイプサイクルの紹介)

■気になった箇所
進歩=時間の節約(それをするためにかける時間が少ない)
人は時間の節約を「専門化」によって成し得てきた。

進歩→交換+アイデア
=発明•イノベーション

どの分野が指数関数的に加速しているか知るだけでは充分でなく、互いに重なる部分があり、連携する可能性がある分野はどこか p104

水の普及は子供の死亡率を低下させ生活の質を向上させ、小家族化を促進し、結果的に人口を抑制する。

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