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未来に先回りする思考法/佐藤航陽

未来は、世界の変化のパターンと原理から流れで理解することが重要。
そのための考え方の紹介。

■テクノロジーの本質
人間拡張
人間への教育(人があわせる)
掌から宇宙へ(小さいところから大きなところへ拡大する=エントロピー増大法則)

知性の発達プロセス
①情報蓄積
②人間が手動で改善
③人間がパターンを認識しシステム化
④すべてがシステム化される

■原理から考える
すべては『必要性』からはじまる

イノベーションとは必要だから生まれるもの
必要でないものは生まれない
必要性に迫られないと始まらない=変わる必要がない
(→人間も同じ、追い込まれなければ大抵変わらない
→自ら変われる人が強い)

イノベーションとは、、、
新しい考え方や技術を用いて新しい価値を創出し、社会に大きな変化をもたらす行為全般を指します。

本書より

必要性を満たすテクノロジーの普及→社会システム変化

〇社会の3類型
血縁型封建社会
ハブ型近代社会
分散型現代社会

インターネットは近代に敷かれた様々な境界線を溶かす
例)
国家と企業
社内と社外
自分と他人


・国家の要素
領土、国民、権力

・資本主義の原理(必要性)
資本を高速で増やすこと
速度 物質<非物質化
→領土の重要性が下がる

■テクノロジーのは人類の敵か
あらゆるものは無料に近づく
→労働力も価格は低下していく
→が、消費者としての生活コストも下がる

テクノロジーは宗教に近い役割を担い始めている。

■未来に先回りする意思決定法
効率化の罠にはまらない
→『それはそもそも本当に進むべき道なのか』

時代の変化によって、過去に自分が選んだ道が最適解ではなくなっていないか。

1常に原理から
そのシステムがどんな必要性を満たすために生まれたのか

2テクノロジーの現在地を知る
知るとは
①使える
②ポテンシャルがわかる
③なぜできたのか原理から理解している
④作り方がわかる

3タイミング
どのタイミングでどの電車に乗るか
マスメディアに頻繁に出てていて、そこからアクションをとっても間に合わない

感情
自分の目の前の現実がどのように動いているか、理解するためには、
感情を無視すること。物事を客観的データとして見つめる。


今の自分の能力に基づいて意思決定をしてはいけない
→取り組んでいるうちに能力が向上するからもっと遠くへ行ける

■まとめ
すべては必要性によって生み出されていること
それがどんな必要性によって動いていて、今もその必要性があるのか考えることは重要。まずここから考えてポジションをとる事。軌道修正をすること。今のポジションが最適解でなくなっていないか。その場合の変更する勇気、決断。











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