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手作りの物に挑戦してみたり、エンタメを楽しんだりの8月

 いやあ~暑かった!
 外に出て、車からおりるたびに「暑い!」じゃなくて「すごい!」って言っていた。
 むせかえるような、下から熱が湧いてくるような息苦しい暑さ。

 カラスも暑いって言っていると思う。

他のカラスたちも近くにいたけど、
みんな口を開けて木の影にとどまっていた

 この辺りはここ一週間くらい、「涼しい」と思う朝が出てきた。朝は以前よりは散歩しやすかったり、エアコンをつけなくて良い時間が増えてきたり。
 わずかだけど、秋の気配を感じ始めている。


 いつもは札幌でマラソンが行われる前後に息子が帰省し、数週間を過ごすけど、今年は事情がちがう。「早く帰りたい」と言う息子は、8月に入ってすぐに戻って来た。
 当分はゆっくりと休んだら良い。
 とは思いつつ、なかなかその生活に慣れない。家事が「あれっ。こんなにだっけ」と思うくらい増えるのね。

 3週間くらいかかって少しずつ慣れてきた。
 
 体調もなかなか良くなりきらない。身体のだるさや不調が続く。毎月のように「それでも昨年の今頃ほどではない」と書いているけど、今月も同じ。
 あとこの前、すごく久しぶりに電車のつり革を持ったけど、4年近く前の五十肩の名残がまだあった。肩回りの関節はまだ痛くて、長く持ち続けられない。


 今月は「ゴールデンカムイ」の漫画を最終巻まで読んで夢中になった。面白いなーと思うものには、どっぷり漬かり続けたい。味わい尽くしたい。読んではアニメで観て、また漫画で確認して。くり返しながら少しずつ消化。感想を少し書いてはまた読んで。抜けるのにしばらくかかりそう。

 ずっと作りたかったケーキだとか、簡単に作れるキーホルダーにも挑戦した。
 でもついせっかちが作動しちゃってそんなにうまくいかなくて。夫に「うまく作れなかった」と見せたら「良いじゃない。また次作ろうって思ってどんどん上手になるんじゃないの?」と乗せてくれる。
 そうだね! また作るよ! と乗ってみる。
 でも本当に楽しかったから、また挑戦するぞ。今度はていねいに。そこそこで良いからうまく作れたら、レポートを載せたいなあ。


 映画は「フォールガイ」の感想をかきそびれている。
 アクション満載のラブコメだった。
 スタントマンが主人公の話で、自分の映画の観方とか考え方を振り返らされた。マーベル作品などアクション系の映画も好きで観ているけど、たくさんの人が演者を支えているんだよなって。
 今回、ライアン・ゴズリングがスタントマン役として色々なスタントをこなしているシーンがあったけど、エンドロールで、この映画のスタントをしている人がずらりと並ぶ。ちょっと笑ってしまうほどいてびっくりした。そうだった。スタント役をしているライアン・ゴズリングのスタントをしてくれているんだ。
 今後はもっと、彼らや彼女らにリスペクトの思いを持って観たい。


 そう言えば8月は、オリンピックやってた! もうだいぶ前の話みたい。
 オリンピックは、テレビをつけた時になにかの競技をやっていたら観る。そんな程度で、特別に何かを楽しみにするわけでもなければ、誰かを追いかけるわけでもなく。でも偶然目にしたものは、だいたい気になって観続けててしまう。「にわか」をしっかり体現してしまう、にわかファンとなる。
 今回は、スポーツクライミングを競技として見る面白さを知った。日本人選手は男女とも小さい選手でも、他国の選手がクリアできない所をクリアしていく。

 激しい動きとか、ぐいぐい進むスピードある競技とか、力技の発揮とか、シーソーゲームとか、アツい感じで叫び声を上げたりするスポーツも面白い。観ているこちらも熱を帯びてくる。でもスポーツクライミングってそういう感じじゃない。そんなところも面白い。
 選手たちの苦悶の表情はカメラが近寄れば見えて、緊迫感だってある。すごくドキドキしちゃうけど、「ボルダー」という種目に関しては、時間内にみんなポトポト落ちながら何度も挑戦し、そこまで緊迫はしない。でも目を奪われる。すごく応援しちゃう。
 息子も釘付けになって観ていたので、珍しく三人して長時間、テレビの前でそろって選手たちを応援した。

 三人で一緒に観て楽しむと言えば、「SASUKE ワールドカップ」もあった。夫と息子が「SASUKE」大好きで、息子は多分物心ついた頃から、どれも観ているはず。どの要素がそんなに息子を夢中にさせるのか聞いたことはないけど、私も観始めるとつい画面から目が離せなくなる。三人で「わー!」とか「うおぉ」とか言っていると、語彙力なんかなくたって感情の共有がうれしい。



 最近で言えば「ラヴィット! ロック2024」。
 私はお笑い芸人のライブや、同世代より上のミュージシャンたちのライブは見に行くけど、アイドルのコンサートは観に行ったことがない。きっと予定もない。だからこの先も、実物を目にする予定のないアイドルたちを見たのも貴重な経験で楽しかった。
 s**t kingzの踊りは生で見ると、躍動感に迫力がプラスされていてカッコ良かった。矢田亜希子や横田真悠など女優さんやアナウンサーさんたちを生で見る機会も少ないだろうからうれしかった。
 中でも館様と、マツケンサンバの一部を皆で踊ったのも楽しくて! 帰宅後も夫や息子と、館様に教えてもらったマツケンサンバの踊りを再現しては「楽しかったよね」と笑っている。



 体調はまだイマイチにしても、7月よりは少し挑戦したものが多くて楽しめた。文章についてもここしばらく、毎月のように自分の中に変化が少しずつある。またそのうちに書きたいな。

 本調子じゃなくたって9月は何だか楽しみだ。


 
 8月半ば。台風が過ぎた直後の空に迫力があったので、写してみた。

下の稲が力強い

 この先はこんな空。

 別の日に。
 稲穂がまだ青いにしても、だいぶ垂れてきた。そばにあったノウゼンカズラが夏らしく、よくその名を言っていた母を思い出す。

 


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かわせみ かせみ
読んでいただいて、ありがとうございます! 心に残る記事をまた書きたいです。

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