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小学生から社会人まで、何度も引っ越しているけどいつだって関西の阪急沿線に住んでいて、阪急電車のお世話になった。 鉄道に詳しいわけでもないけれど、私はあずき色の阪急電車が今も大好き。 小学校一年生で帰国した時、学校の宿題だった絵日記に、「はんきゅうでんしゃにのりました」と書いたのを覚えている。 何度も、母に「なんていう電車だった?」と確認しながら。 それからも随分とお世話になる。小学生の間は塾へ行く時。中学生以降は学校通う時。バイトや仕事に行く時。 友達と。バッ
なんとなくテレビを観ていたら、春のセンバツ高校野球をしている。 ワタクシ、野球観戦がとっても好きなもので。「中継あればゼッタイ観ます!」ってほどのものでもないけれど。まあとりあえず目の前で試合やってるわって、試合展開が気になったら観てしまう。 ……。 そしてそのままずっと観れる。 「かせみちゃん、今、高校野球観に甲子園来てるよ~」。 観始めてから30分経たないうちに、関西の友人からメールが入った。 写真がついているので観ると「わあ。良いなあ。球場」。気持
ヒライテクル? なにそれ。と聞きかけるけど、なんだか不思議なもので、ぴったり来る。 「わかるそれ!」って、言葉の感覚できっとみんな経験ある。 だから若い人たちは、よりしっくり来る言葉を使い、その概念を年上の人たちに説明するのに四苦八苦する。 私にも若い頃があって、それほど流行りの言葉を使わない地域で使わない学校で使わない私だったけど、それでも使った。 当時も、それまで盛んではなかったのに使われた言葉、ぴったり来た表現はたくさんあった。 例えば名詞に「して
身の回りで起きているわけではなくたって、胸が痛み過ぎる。人の命が奪われるのはただでさえ辛いのに、人同士で何てことをと、打ちひしがれる。 それでも祈り、考え、行動し、まだ考えるのをやめられない。多くのみんなが、自分はどうしたら良いのか考えながらできるだけ日常を過ごしているだろう。 ** あれとこれとを同じに考えるわけではない。だけど、すぐそばで起きていることではない出来事を、我が事のように思って気持ちがどうしても沈むものだよね。 そんな風に思いを寄せるのができるのは