まだギリ間に合う!「一陽来復」完全攻略マニュアル2023
お金、ほっし~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!
みなさんはどうですか?お金、欲しいですか?
僕はお金、ほっし~~~~~~~~~~~!!!!!!です。
お金だけが全てじゃない、お金で買えないものもある、それは…人の心だァ~~っっっ!!!
いやんなことはわかっている。けどお金で解決できることが世の中にはあまりにも多すぎる。だからほっし~~んですよね。
さて、ではお金を手に入れようとしたとき、皆さんはどうするか。
①労働を基本とする何らかの努力
②略奪
③ギャンブル
④神頼み
まあ基本このどれか、もしくは併用だよね。自分としましては①~③に関してはあまり好ましくないので、④を基本に考えている。
金銀融通・金運UP!みたいな神社を旅先で見つけると大体立ち寄ってるし、今までは手を出してこなかったけど今年は熊手も買っちゃおう♡と思っている。
さて、今回は僕と同じように「空から2億円落ちてこないかな~」と口を開けて日々を送っている怠惰な諸君に、とある方法を伝授したい。
2018年にとある大先輩から「大成したいならこれをやりなさい」と教えられ、実行し、そしてなんと効果を実感しまくっている神頼みの方法だ。
(どのくらいアップしたかは言えませんが、簡単に言うとこれをやりはじめてからインディーズミュージシャン一本でギリ食えるようになった。マジでギリだけど…)
ネットで探せば全然わかりやすい解説が出てくるのだが、なんだかそろそろ自分からもこれをシェアしといた方がいいような気がしてきて、筆を執った次第である。
■ザックリとした概要
東京都新宿区西早稲田にある『穴八幡宮』と『放生寺』に行って「一陽来復(福)」のお守りを買い、一年の決まった時間、決まった方角の壁に、2つを上下に並べて貼る。これだけ。
■タイムリミットがあるよ
まず残念なお知らせですが、一年のうち御守を貼れるタイミングは決まっています。今年のその最終の締切が2月3日の深夜。なのであと数日です。それはマジすいません。興味ある方は急いでみて下さい。
■まずは穴八幡宮さまに御守を買いに行こう
地下鉄東西線早稲田駅に降り立ち、早稲田中学・高校の陰のオーラをまとった建物(母校です)を右手にして早稲田通りを西へ。ちなみに周囲にコインパがあんまりないので車以外で行くのが吉。
徒歩1分くらいで見えてきます。
こちらが穴八幡宮さま。青空に燦然と輝く「金銀融通」の文字が眩しい。
階段をひたすらのぼって…
到着!!!!
まずはしっかりお参りを。
御守をもとめる方々の列ができていることも多いので、ワクワクしながら並びましょう。
ちなみに御守の発売が始まる冬至にいくと大行列らしい。筆者はいつも1月中旬に参拝しています。
こんなかんじの御守をゲット。
見て分かる通り、すっごい詳しい説明書付きなので、正直こんなクソnoteを見るより説明書を見た方が早い。貼るタイミングや方角、貼り方についても細かく教えてくれてます。
■次は放生寺さまだ
なんかデッケエ文字でお寺や神社を呼び捨てするのもな~とおもって「さま」ってつけたけど正しいのかしら??
個人的な感覚で神社は「さま」、お寺は「さん」って感じだけど、穴八幡宮に「さま」付けしたので並べる意味で「さま」と書きました。以下敬称略。
穴八幡宮から戻る際、元来た道ではなく脇道(進行方向右側)にそれると、メインの階段とは違い、人気のない階段が出現。この感じがゲームの裏ルートっぽくて楽しいのでオススメ。
ここを降りて早大南門通りに出ると右手に放生寺が見える。
間違い探しが得意な方は気づいたかもしれないが、穴八幡では「一陽来復」と書かれていたけど放生寺では「一陽来福」と書かれている。
坂を上って…
まずは参拝!
そして…
ゲット!!!
こちらも袋に詳しい説明が書かれています。
穴八幡宮は毎年並ぶが、こちらのお寺では経験上並んだことがない。
それくらい、2つの御守の知名度には差がある…つまり"2つの御守を貼る"というこの方法はそこまでメジャーではないことがうかがい知れる。
もちろん霊験を信じる心はありつつも、さっき書いたように毎年決まった儀式的なことをするのが気持ちいい(ex.初詣)ので、御守を手に入れたこの時点でかなり気分はいい。
なんか毎年晴れてるし。(まあ晴れてる日に行ってるだけだけど)
■タイミングは2月3日の深夜がオススメ
この御守を貼るタイミングは決まっている。
①12月22日(冬至)
②12月31日(大晦日)
③2月3日(節分)
の深夜12時。
12時っていうからここが毎年混乱してしまうんだけど、次の日に日付が切り替わるタイミングに貼るのだ。
(つまり③だったら2月3日から4日になる瞬間)
さっきも書いたように僕は毎年2月3日に貼っているのだが、今からこの御守を貼ろうと思っている人は③を選ぶのがおすすめ。
①の場合は御守の発売自体が12月22日からなので、冬至の大行列に並んで購入する必要がある。(毎年すげえ寒いというレポを見る)
②の場合、年代わりのカウントダウンと同時なので、そこで実家とかに帰ってたらアウトだ。カウントダウンイベントとかにも行けない。
という理由です。
ただもしかしたら①の寒中行列に耐える方がより効果が高いみたいな都市伝説もあるかもしれないのでその辺は調べてみて下さい。
■貼るところは恵方の逆側の高いところ
壁の高いところに直接貼る、がルールの「一陽来復(福)」御守だが、御守が恵方を向くように貼る。つまり恵方とは逆側の壁に貼るわけだ。
2023年は真南からすこし東側が恵方らしいので、真北からすこし西側の壁に貼るのだ。スマホのコンパス機能とかでご確認ください。
■最も大事なルール
実はこの御守、一旦壁からはがれてしまうともう貼り直すことはできないという決まりがある。
一年間貼りっぱなしで動かしてはいけないんですね~。
穴八幡でいただいた説明書にはこうあります。
ここが緊張感あるところ。自分の場合は家の壁がけっこう物を貼るのに適していない材質のため、年に何度か補強を繰り返している。
途中で落ちた経験はないが、落ちてしまったときの絶望感に耐えられる気がしないので、一年経った頃の我が家の御守はこんな感じになっている。
結構迫力あるでしょ。
ちなみに穴八幡宮の正式ルールでは台紙を使用せず直接貼る・画鋲は使用不可・テープを上にかぶせてはいけない、ということにもなっている。
つまりのりか両面テープで一年凌ぐことになると思うんだけど、これはマジで無理ゲーだし精神衛生上よろしくないので、これはルール違反かもだが色紙を使って、それをガチガチに固定することで心の平穏を得ています。
■2つの御守でPOWER UP!!!
ああああ言っちゃった。
実は手に入れた2つの御守を並べて貼るというのが今回紹介する方法のポイントなのだが、はっきり言ってこれを世界に向けて大声で言っていいのかが不安である。
最初の「※大事な注意※」で書いたように、これは別に各々の神社やお寺さんが正式に認めた方法ではなく、あくまでも民間伝承の類なのだ。
穴八幡宮の方は説明書に「他の寺社で出している似たような御守とは一切関係ありません」とも明言している。
もちろん各々の御守はひとつでも十分ご利益があるものであろう。が、なぜか我々が今持っている二つの御守は、貼る場所や日時のルールが同じなのである。なら2つ同じところにあってもいいよね、ということだ。
最初に僕にこの方法を教えてくれた老師も、「これは2つを一緒に貼るのがミソじゃぞ」と言っていた。
というわけで…
これも諸説あるが、ネット上では穴八幡宮の「一陽来復」の方を上にするというのがメジャーなやり方っぽい。
■貼るときの心の持ちよう
さあここまでで準備は整った。
あとは2月3日の夜12時に貼るだけ。寝落ちしないようにたっぷり昼寝をしておこう。
毎年貼る瞬間は一年で一番緊張する。
なんせ制限時間は1分。(これも諸説あるけど、筆者は0:00~0:01の間ととらえています)
この間に、1年間落ちないような強度で壁か柱にセッツしなければいけないのだ。
僕の場合はさっき述べたように先に壁に台紙(サイン色紙)を貼っておき、23:45くらいにあらかじめ両面テープを貼っておいた二つの御守をカサササッと設置。「貼れた」という事実で心を落ち着かせた後で、セロテープなどで補強しています。
ちなみに、穴八幡宮の御守は丸くて貼りづらいので、優し〜くつぶして平面をつくってから貼るのがいいとおもいます。
そして「1年ありがとうございました…」と心で唱えながら古い御守を剥がして儀式は終わり。
もう一回言うけど別にスピリチュアルな人間じゃないから!!
どっちかというと1年に1度のゲーム感覚を楽しんでるだけだから!マジ!!
気分的には『ミッションインポッシブル』のこの場面みたいなハラハラ感を毎年味わっている。
というわけでいかがだっただろうか。
まぁ~実際に金銀融通の効力があるかはともかく、やっぱり一年精神的に助けられるのは確かである。
例えば仕事で上手くいくことがあった時、この御守に「あざっした!!!」と頭を下げることで思い上がったり調子にのったりすることも避けられる。
あとは逆にうまくいかなくても、「まあ俺っちは2月3日にできること全部やったし…」と自分を慰め、過度に落ち込むこともなくなるのだ。
これが僕から伝えられる「一陽来復(福)」御守をおまつりする方法のすべてだ。
まじでもっと早く書くつもりだったんだけどギリになってしまった。ごめんごめん。
それでも、これを読んで1人でも多くの人が運をつかんでくれることを祈るばかりだ。
空から2億円が落ちてくる、その日まで……。
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