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商品開発の大きな一歩

研究員のシンタロウです。

前回の記事の更新から間隔が空いてしまい「商品開発どうなってんの?」と思っている方もいるかと思います。更新していない間MTGを重ねてああでもないこうでもないをやった結果これでやってみようというモノが決まりましたそれは「甘酒」です。

甘酒・・・??

甘酒になったきっかけ

アップデート可能なまちへの土壌を創る

バジルを収穫するシンタロウ

西都市はスイートコーンやニラなど農業が盛んな土地です。実際に私も移住してから畑を借りて農作物を育てたり、研究員のマルも祖父母の家が農家だったりするので若い人も農業に触れる機会が多いです。

マルの祖父母の農地

じゃあ農作物を活かした商品開発をすればいいじゃないか?となりますよね。はい。農作物もしっかり取り入れようと思っています。ただメインは甘酒にしようとなりました。それはなぜかというと・・・

  • 商品を通じて西都を知って語ってほしい

  • 西都市民の生活に溶け込む商品

  • シビックプライドの醸成

これを満たす商品ってなんだろうと考えた時に「甘酒」が出てきました。この「甘酒」もいきなり出てきたわけではなく地域商社を立ち上げた当初から出てきてはいましたが今回ふわふわとしていたものに具体性が出てきた感じです。

なぜ甘酒なのか

都萬神社の歴史

都萬神社

西都市に佇む悠々の歴史を持つコノハナサクヤヒメを御祭神とする都萬神社。初めて史書に見えたのは「続日本後記」の承和4年(837)8月の条に「日向国子湯群妻神宮社に預かる」という記述からであり、御創建自体はそれらの文献より以前と考えられるため、奈良時代(710~794)には存在していたと云われています。

清酒発祥の地

都萬神社にある立て札

日本酒発祥の地は全国にも複数存在しています。都萬神社も清酒発祥との云われがある土地の一つです。木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)が3人の皇子を出産なされた時のお祝いとして米を醸し、天甜酒(あめのたむざけ)を作ったとされ、それが日本清酒発祥の地としての所以となっています。また都萬神社の清酒発祥の地の立て札に続けてこう記されています。

お米を原料にして造った酒の最古の伝承で、現に酒元という地名の集落もあります
木花咲耶姫が三皇子を出産された時、母乳の代わりに甘酒でお育てになった

西都市の歴史の中でも「甘酒」は重要なモノだったことが分かります。

西都の歴史を語れる商品に

甘酒に関連する商品なら西都の歴史にも触れることができ、西都を語ることができる商品になるのではと考え甘酒をメインにしようという考えに至りました。都萬神社がそうであるように、開発した商品がまずは西都市民の日常に溶け込むようなモノになればという想いもあります。

甘酒をメインにした商品開発のはじまり

他社商品のリサーチ

メインにするモノが「甘酒」と決まったところで、まずは競合リサーチから始めました。調べてみて分かったのは甘酒市場は一定のブームがずっと続いており多種多様な商品が既にたくさん出ているということです。これはどの商品を作るのに言えることでしょうが、その中から自分たちの商品のポジションを見つける必要があります。西都市の強みを活かしオリジナリティのある商品を・・・

今後の動きは?

いよいよ本格的に動き出した商品開発。これから先もすんなり商品が作れるとは思いません。カワリモンLabは酒蔵でもなければ甘酒のスペシャリストがいるわけでもありません。トライアンドエラーの繰り返しになると思います。ただ大きな一歩は踏み出せたと実感しているので、引き続きカワリモンLabの動向に注目していただければ幸いです。

今後も商品開発の様子を定期的に発信を続けていきますので、各SNSのフォローしていただければ嬉しいです!

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