換気扇の交換と、クレジットカード決済の導入(開業2ヶ月後)
こんにちは、瓦.Tokyoの西田です。
今回は、開業して2ヶ月後に実施した、換気扇の交換とクレジットカード決済の導入についてです。
換気扇の交換
瓦.Tokyoのテナントは、居抜き物件の既存資産を買い取る形を借りていますので、使えるものは使うというスタンスで、既設の設備も一部流用しています。
実際には、コールドテーブル一台、製氷機、フード、家庭用エアコン、そして換気扇は、既存の設備です。(でした。)
グランドオープンして1ヶ月、逃げ恥の反響もあり忙しくなって来た頃に、換気扇の問題が顕在化しています。廃棄のパワーが貧弱で、茹で麺機+ガスコンロ2口をフル稼働させた状態に対応出来ず、煙が客席まで蔓延するという事態に陥りました。
これは、飲食未経験の私としては想定外でしたが、内装屋さんには気付いて欲しかったポイントです。この辺りから、内装屋さんへの不信感が募り始めます。
これを解決する為には、強力な換気扇に入れ替えるしかないと思い、同じ内装屋さんに相談するも、これもまた失敗。
実際に入れ替えてみると、今度はパワーが強すぎて、厨房内が騒音で会話出来ない状況に。お客さんの来店や、客席から呼ばれている事にも気付けず、更にサービスレベルを低下させてしまいます。
来店に関しては、すぐに、人感センサーを入口に設置、チャイムでお客様の来店を知らせる仕組みを導入していますが、客席のお客様からのコールに関しては、極力ホールにスタッフがいるようにするしかありません。
更に、厨房内の吸気口が十分にない為、客席の排気口は逆回転、入口ドアの隙間からも外の空気を吸うしかなく、冬の寒い空気を、入口からどんどん店内に吸い込みながら、換気するという始末。
入口付近のお客さんからは寒いと言われ、エアコンを強めると、今度は奥の席のお客さんからは暑いと言われるような状況に。
これには、正直かなり参りまして、年末に高校の同窓会で弱音を吐いていたら、電気設備関係の仕事をしている友人が助けてくれる事に!
結果的に、その友人協力のもと、換気扇ファンの回転数を調整出来るインバータを設置しまして、現在は音やパワーを最適化する事が出来ています。
これにより、ようやく換気扇問題が落ち着いています。
設備面のスペック検証は、設備屋さんという仕事が専門であるくらい、専門職らしいです。お金をかけて相談すべきかどうか、業態によっては検討が必要だと思います。
クレジットカード決済端末の導入
正直、導入効果は読みにくい部分ではありますが、今のご時世キャッシュレス決済は必須かな、、という感覚ではいます。
瓦.Tokyoもお店を始めて少し経った頃に、クレジットカード決済が出来るようにしています。
会社員が経費処理する際、交際費などはコーポレートカードでの決済が必須だったりします。カード決済が出来ないと、それだけでお店の候補から外れてしまいますので、勿体無い気はします。しかも自分のお金ではなく、会社のお金となると、客単価が上振れる傾向にあるので、交際費関連の宴会需要をより多く取り込みたい商圏であれば、より必要になってくるでしょう。
ランチなどは、スマホだけ持ってお店を探している人も多いです。現金しか使えないお店は、後会計だとトラブルになる可能性もあります。
瓦.Tokyoの場合、売上が300万円だとすると、そのうち150万円がカード支払い、そのうち3%程度が手数料ですので、手元には145万円が返って来る、というイメージです。
例えば、10,100円の会計を、カードで支払うところ、現金で払うので100円まけてよ!って言われたら、即OKします。
5万円を払って、どれだけの集客に成功しているのかは分かりませんが、今更5万円の為に使えなくする勇気は無いというのが正直なところです。
カードリーダー(決済会社)の入れ替え
カードリーダーは、8年間で3回入れ替えています。
1台目は、スマレジ社と提携している決済会社から支給された、Bluetooth接続のカードリーダー
2台目は、スマレジ社とは協業関係にない、JMSさんのBluetooth接続のカードリーダー
3台目は、JMSさんのVEGA3000というカードリーダー
過去のnoteでも触れていますが、Bluetooth接続型のカードリーダーは故障が多いので100%お勧めしません。一方、VEGA3000は安定して稼働してくれていて、安心して使えます。
もし導入のサポートが必要であれば、以下窓口まで遠慮なくご相談ください!
次回は、開業3ヶ月後を目処に、正社員を採用したお話でも。。
瓦.Tokyo 西田