【魚から学ぶ人生シリーズ】ルンバ式連続パクパク
【魚から学ぶ人生シリーズ(トトキャリア)】
第三回
今回はどこの水辺にも現れる「コイ」
平和ボケしたアホ面と最大1mにもなる無駄にデカい図体をもつ、一部のド変態にのみ刺さる魚、こいつの生態は侮れない。
天下無敵のつよつよフィッシュ。
淡水魚ながら海水混じりの水域でも、ヘドロまみれのドブ川でも生きていける。
「うんうん、クロダイね。うんうん、スズキね。うんうん、コイね。うんう…ん?コイ!」
なんてことも結構ある。
コイの環境適応能力には敬礼せざるを得ない。
こいつはどこの会社に行ってもやっていける。
ちなみに僕は職場にすぐに適応できる人のことを「コイ」って呼ぶことにしている。
今日はもう一つ、コイの爆イケ能力を紹介したい。
それが
コイは雑食性で基本なんでも食べる。
1歳児が泳いでる思ってもらえばいい。
葉っぱを投げても口に入れる。
この前も、土を握って投げたら全速力で食べに向かった。
季節、場所によっては水面に浮いているものも食べるけど、コイの基本技は「ルンバ式連続パクパク」。
底にある食べ物を溜まっている泥とか砂ごとパクパク吸い込んでいく。
この方法で貝、エビ、昆虫、卵、死骸などありとあらゆるものを胃の中にぶち込む。
このとき、コイは食べ物以外に吸い込んだ泥、砂をエラから吐き出すとかいう、ほっしゃんの鼻からうどん顔負けの芸をかます。
とりあえず口に入れてけば何かしら餌にありつけるだろうの精神。
興味はあるはずなのに、試してみたいはずなのに、いつしか失ってしまった自信と有りもしない思い込み、他者の目に臆して食わず嫌いをしてしまう大人たち。
やってみて失敗したらどうしよう。
嫌われたらどうしよう。
笑われたらどうしよう。
お金が無駄になるかもしれない。
どうせまた上手くいかない。
そんなことを思ったら近所の川、池に行ってコイを眺めればいい。
究極のアホ面でパクパクしてるから。
今日の体調パラメータ
★★★☆☆
わりとまし、朝から作業できた