今週何読んだ?(第5週)
10月なかば、読書の秋。
今週は休みがちょこちょこあったので、本の整理などしようと思っていたのですが、猛烈な眠気に襲われ、休みの日はほぼ寝てました、もちろん整理は手付かずです!!(開き直った)
なのであんまり読書は堪能とまではいってないのですが(ホントはもっと没頭したい)、サクサクっとスルスルっと身体に本のエッセンス取り込んでます。そんなわけで、今週は何読んだのでしょーうかっ?
『女の園の星 4巻』
待ってたー!!待ってた、待ってた♡ そんなふうに連呼しちゃうくらい大好きな和山やまさんの新刊。メガネーズのアクスタ付き特装版とめっちゃ迷ったけど、ふと「アクスタ…飾るんか、私?」って冷静に実用性を考えてしまい(あと他に欲しい本があった)、通常版を購入。だけど付いてるのがキーホルダーかステッカーなら特装版買ってたかもしれん(実用性とは)。
いやー面白かったっ!!3巻が私的にはちょっとアカン題材(あの…虫…というか、Gが苦手で…)だったのですが、4巻は安心して笑わせていただきました。どれも甲乙つけがたいけど、写真のエピソードが好き、あーでも夏休みの職員室エピもむっちゃわらったし、メガネ屋も…て、いや選べてへんやん結局w。
ただ…、あの、別件なんですが、同じ和山さんの別作品『ファミレス行こ。』の続きがとっても気になってまして…気が気では…っていうのを思い出してしまった…。ファミレス下巻はいつ出るのでしょうか…?(誰にきいとんねん)。
『珈琲の表現』
ブックカフェで目に留まり、手に取った一冊。まず装丁が好み、タイトルの「表現」っていいやん、と思って。
「はじめに」の文章読んだ時点で購入決定、お持ち帰ってきました。
文章が静かで美しく、たいへん好みです。いわゆる「ザ・HOWTO本」みたいじゃないのも好ましかったし、何より帯を含めた装丁が好ましすぎて…!さすが雷鳥社さん!!
後になって気づいたんですが、こちら以前からずっと「いつか行きたいなぁ~」と思っていたお店の店主である、蕪木祐介さんの著書でした…(自分の直感間違ってなくて嬉しい)!
珈琲や「蕪木」店内の写真、道具、淹れ方やレシピと共に、珈琲についての蕪木さんの詩的なエッセイなど。実用だけでなく、眺めるだけでなく、いろんな楽しみ方、味わい方ができる珠玉の一冊でした。やっぱり遠くないいつか、訪れてみたいなぁ…。そんなふうに珈琲とその周辺に思いをはせる、余韻も感じられる一冊になりそうです。
『荻窪メリーゴーランド』
発売当初から読む気満々だったにもかかわらず、ずっと読みそびれていたこちらの作品。同じくブックカフェで見つけて「まだ読んでなかったんだよね~」と、うきうきしながら手に取りました。そして…。
え?えええ?! ま、まじかっ…!?
内容についてはあえて差し控えますが、短歌でこんなにもどっきどき体験できようとは!!さすが木下さん&鈴木さん…!!恐るべし…!!
連載時に読んでたらもっとスリリングだったのかしらっ…!?
え?え?どゆこと?え?私の解釈合ってる?と、気になりすぎてAmazon限定の特装版を召喚してしまった…。袋とじたのしかったー(袋とじの小冊子は特装版のみ)!!だけど装丁は通常版のが好きなんだよね…。
通常版の装丁が好みすぎて、そちらも買おうかどうしようか迷っている今日この頃です(どうやらピンクの装丁好きらしい)w。
でもな、読んだら多分特装版が欲しくなるで、大体の人は(こそっ)。
『その日暮らし』
夏休みにふらっと読書旅に行った。その時にずっと行きたかった本屋さんで購入したこちら。こちらも装丁がヨダレもんで好み…!
坂口恭平さんの著書は気になりつつずっと未読だったのですが、この装丁と帯の文章で購入を決意。
坂口さんの日常を綴るエッセイなのですが、文章がとにかく優しい。するするっと水を飲むように身体の中に入ってくる。宿泊先のホテルで半分くらいするする読んでそのままになっていたのを、今週ふと手に取って読んでみようと思いました。
とても長いあとがきを読んで、「あー、この文章を今読むべきだったんだろうな」と。その文章を読むべきタイミングって、あるよね。
『世界の終わりと夜明け前』
なんとなく表紙にひかれて読んだ漫画。浅野いにお作品はお初。
たぶんタイトルの「世界の終わり」「夜明け前」っていうワードが響いたんだよね。なんせ厨二拗らせてるもんでw。
こちらは短編集なのだけれど、わかるような、わからんような…。
もうちょい若いころ(大学生時分)に読んだらはまったのかもなー、と
思う。
あ、でもこの短編集に収録されている『東京』っていう作品は好みでした。
なんていうかちょっとノスタルジックな感じが良かった。
最新作の『MUJINA INTO THE DEEP』は、エンタメ的で面白そうなので、ちょっと気になってる。読む機会あるかな~。
そんなこんなで今週は漫画2作品含む5冊読了。
それ以外にも漫画『違国日記』(全11巻)読み返したり(こちらは思い入れありまくりなんでまた別で書きたい)、エッセイ本や何やを読んでる途中、とまあ結構読み散らかしています。
けど、小説があんまり読めない。読みたいのたくさんあるはずなのに、なーんか手が伸びないんだな。さて読書の秋はどうなるのでしょうか。