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sika_ring
sinigao
浄化の意味も込めてこの記事を書かせていただきます。
わたしの父は東日本大震災で津波によって亡くなりました。朝ごはんを一緒に食べていた2011年3月11日。その日に一気に世界が変わるんだから人生とはわからないものです。今、この記事は沖縄北部にあるゆいいつのスターバックスで海を見ながら書いているんだけど。海を見ながら文章を書くことがわたしのビジョンの中にずーっとあってそれがこんな形で叶ってそして父について書くなんてなんだか不思議な気分。
開かずの14年前のブログ
長女が生まれてすぐからわたしは友人に薦められてブログを書いていた。娘が今年14歳になったのでつまり14年前からブログを書いている。そのころは全公開にすることに抵抗があって鍵をつけてわたしが知っているひとのみ見られるようなブログを書いていた。今読んだら恥ずかしいんだろうな。当時の仕事のことや心境とか子育ての苦悩とか、離婚について事細かく書いていた記憶がある。そのブログはもちろん東日本大震災のときも書いていた。でも、「助けて!」という内容ではなく「お父さんが見つかりません」「やっとみつかりました」と書いてたぶん最後の記事は「悔いなし」というタイトルだったとおもう。
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