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好奇心は旺盛に、フットワークは軽くいこう!


フードスタイリストの河合真由子です。
わたしがフードスタイリストになるまでというテーマでこれまで記事を書かせていただきました。
フードスタイリスト、フードコーディネーターを目指したいのに、技術や知識を学べる学校はたくさんありますが、「具体的にどうやったらなれるのか」というのは、未だに情報が少ないです。
わたしも少ない情報のなかからあれこれ試行錯誤でここまできていますので、これから目指す人達にとって、どんなふうにしたらなれるのかがわかる情報を発信していきたいとおもっています。

今日は、フードコーディネーター、フードスタイリストとして働く上での大切なマインドのお話。


食の仕事に携わるならアンテナはいつも全開でいこう!

フードコーディネーターでも、フードスタイリストでも、いつも何歩か先の食の提案をしていくというのが仕事になります。なぜなら仕事はいつの時代も時代の先を読んで先出し先出しでやっていくもの。

わかりやすい例で言えば、クリスマスツリーやオーナメントが12月になってやっと店頭に並びだしたら、正直、遅いですよね?購買を促すためには、これからの生活を示唆してお客様をうまく誘導する必要があります。

季節性の先出しもありますがトレンドの先出しというのもあります。特に日本は食のトレンドの移り変わりが非常に激しいです。ですのでいつもアンテナ全開で、好奇心旺盛で情報を積極的に取りに行くのが大切。気になるお店があれば、真っ先に見に行ったり、新しいジャンルの商品が発売されたら誰よりも先に買って食べてみるなど、まずは自分の手と足と口をつかって実体験することが大切です。

そういう意味ではミーハーな心はとても大切になってきます。

情報は常に一次情報をとりにいく

そして、これはとても大切なことですが、情報は常に一次情報を取りに行くこともポイントです。

これだけネットが発達している現代では、わざわざそこに行かなくても、食べなくても、試さなくても、情報は簡単に手に入ります。
でも、実際に自分自身でそこに行って、食べて、試したのと、ネットで検索して得た情報にはその信憑性には雲泥の差があります。
自分自身で取りに行った情報を、自分自身のフィルターを通して第三者に伝えることに付加価値があり、誰でも簡単に検索してたどりつくような情報には正直何の価値もありません。
とても面倒なように思われるかもしれませんが、余程お名前のある方は別として、やはりあなた自身で付加価値をつけた情報に魅力があり、やがてあなた自身も信頼されるのだと考えてください。


そして、もうひとつ。食の仕事を目指す人にお伝えしたいのが、ネットで簡単に情報が手に入る時代だからこそ、本気でこの仕事を目指すならしっかり自分で手と足を動かして情報を取りに行き、行動をおこしていくことが大切です。
スマホの画面だけをじーっとみていても一年後に見える景色は、きっと何も変わらないでしょう。

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河合真由子|食マーケティングコンサルタント&社会人院生
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