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早く成功したければ道具は最初から一流を選ぶ


フードスタイリストの河合真由子です。
わたしがフードスタイリストになるまでというテーマでこれまで記事を書かせていただきました。
フードスタイリスト、フードコーディネーターを目指したいのに、技術や知識を学べる学校はたくさんありますが、「具体的にどうやったらなれるのか」というのは、未だに情報が少ないです。
わたしも少ない情報のなかからあれこれ試行錯誤でここまできていますので、これから目指す人達にとって、どんなふうにしたらなれるのかがわかる情報を発信していきたいとおもっています。


今日は、このマガジンでは珍しく、技術的なお話です。
この仕事を始めた当初に、食の業界でパイオニアとも言われる方の言葉を耳にしました。

この仕事には、場所と道具が大事だ。


場所は、いわゆるキッチンスタジオのことですが、独立当初にいきなり本格的なキッチンスタジオを構えるのはちょっとリスクが高いです。また、在宅勤務が定常化している昨今においては、自宅で撮影なんてケースも普通にあるため、あえてスタジオは構えなくてもいいとおもっています。
そのかわり、道具については、一理あります。
駆け出しの頃にあこがれていたとある料理家さんがデパートでイベントに登壇されていた際に、「切れない包丁でものを切っていると運気が悪く」なるとおっしゃっていましたが、たしかに刃切れの悪い包丁で食材を切っていては効率は上がらないし、せっかく作った料理も美しく仕上がらないし・・・巡り巡っていいことないですよね。

私はアシスタントさんが切れない包丁で仕事をしているのを見ると、必ず注意をします。
なぜかというとそういう人に限ってきれいに切れないことをいつまでたっても包丁のせいにしています。

プロとして仕事をするなら、仕事は完璧にできて当たり前です。日頃から包丁の技術を磨くことも大切ですがそれ以上に、現場で完璧に仕事ができる準備をしてこない=切れない包丁をもってくること自体も問題です。
この仕事をはじめるとお皿をたくさん買い集める方は多いですが、その前に、まず良い包丁を1本購入したほうが格段に仕事の技術は上がります。
それぐらい、道具はとても大切です。
そして、自身の技術のなさを道具のせいにしないぐらいに一流の道具をもって、それに見合う技術を身につけていけばいいと考えます。


駆け出しの頃は、お財布的にあまり余裕もないかもしれませんが、とりあえずの買い物は辞め、一流の道具を少しづつでいいので買い揃えることをおすすめします。
なぜならそのほうが圧倒的にリターンが早いからです。

ちなみに我が家は先祖代々京都の有次さんの包丁を愛用しております。


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河合真由子|食マーケティングコンサルタント&社会人院生
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