フードスタイリストとしてこんな活動をしています。
はじめまして。フードスタイリストの河合真由子です。
東京を拠点にフードスタイリストとして活動して今年で8年目になります。
きょうはわたしの普段の活動内容についてお話します。
2012年にうまれてはじめて東京に住み始め、生活の基盤も仕事もゼロからつくりあげてきました。
初対面の方とお話をすると、
フードスタイリストってどんな仕事をしているのか?
はたまた、
その仕事儲かるの?(→余計なお世話だとおもいますが)などといった「???」の反応される方が結構いらっしゃいます。
とても狭い業界で、かつ、普段関わることのない世界だとおもうので、どんなところでどんなことをしているのか少しでも興味をもっていただけたらとおもいます。
フードスタイリング=お皿の中の盛り付けとお皿の外のテーブルコーディネート
そもそも論ですが、フードスタイリングって何?という質問もよく受けます。端的にいうとお皿の中の盛り付けとお皿の外のテーブルコーディネートです。写真や動画の中で料理をより美味しくみせたり、食卓のシーンをより魅力的にみせるために盛り付けをしたり、お皿やテーブルクロスを選んで食空間全体を素敵にコーディネートしています。
企業のカタログやパッケージの料理や器のコーディネート
わたしが一番多くおこなっているのが企業のカタログやパッケージの撮影です。
料理も得意ですので、レシピのありなしに限らず、撮影用に料理をつくり、それを選んできたお皿に盛り付けて、それにあうテーブクロスやナイフ・フォークなどのテーブル小物や時にお花や、食空間にあう家具などとあわせて食卓全体をつくるお手伝いをしています。
食器やテーブクロスをリース屋さんでレンタル
これもよく質問をうけるのですが、
カタログやパッケージなどの撮影に必要なお皿やフォーク、そしてテーブルクロス、はたまたダイニングテーブルや椅子などは専用のリース屋さんがありますので、撮影前にはそこに行ってリース(レンタル)をします。
だいたい3泊4日でいくらという価格設定で、使いたい時に使いたいものを借りられるようになっています。
飲食店のメニューも考えます
一般的にシェフが不在の飲食店に対し、メニューリニューアルや改善などで、アルバイトでもつくれるような簡単なオペレーションのメニューを考える事が多いです。
また、考えたメニューをもとに、実際に店舗にいって、現場のスタッフさんに調理指導をすることもあります。
まれに、ですが盛り付けだけを考えることもあったり、器のコーディネートだけをすることもあります。
店舗全体のプロデュースや監修だけをすることもあったりと、飲食店さまとのお付き合いの頻度はかなり高いです。
わたしの活動の範囲は、他にも、
雑誌やTVなどでのメディアで盛り付け指導をおこなったり、
一般の方向けに盛り付け講座をおこなったり、
コラムの執筆や企業向けの販促レシピ開発、新規事業のアドバイザリーなど・・・
実はかなり多義にわたります。
同じ「フードスタイリスト」という肩書を名乗っている人でも、やっている仕事内容はそれぞれ微妙に異なります。
わたしの場合は、活動の範囲がかなり広いほうだとおもいますが、どれも大好きで、求められることを一つ一つ開拓していった結果今のような活動内容になっています。