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理想の働き方から考えるフードスタイリストのキャリアビジョン



フードスタイリストの河合真由子です。
わたしがフードスタイリストになるまでというテーマでこれまで記事を書かせていただきました。
フードスタイリスト、フードコーディネーターを目指したいのに、技術や知識を学べる学校はたくさんありますが、「具体的にどうやったらなれるのか」というのは、未だに情報が少ないです。
わたしも少ない情報のなかからあれこれ試行錯誤でここまできていますので、これから目指す人達にとって、どんなふうにしたらなれるのかがわかる情報を発信していきたいとおもっています。

ご無沙汰しております。

お陰様で年明けから繁忙期が続いており、noteの投稿がとぎれとぎれになってしまっていますが、このマガジンのことはいつも頭の片隅にあって次の書くことを考えながら過ごしています。今日は、理想の働き方から考えるフードスタイリストのキャリアビジョンについてのお話をします。


フードスタイリストでも働き方は選択できる

2月は、ありがたいことに在宅ワーク強化月間と自分で決めたら、自ずと仕事のスタイルがそうなりました。
今月は外部スタジオでの撮影が数件入っていますが、そのために必要な準備等以外はでかける用事がほぼありません。結果的に自宅で過ごす時間が長く、コロナ禍において大変ありがたいとおもっています。
ただ、自宅にいても決して暇なわけではなく、むしろ毎日時間との追いかけっこの日々です。
わたしの場合は、外部での撮影以外にも、レシピ開発、飲食店のコンサルティング、ブランディング支援、フォトディレクション等の仕事があり、それを自宅でやっているからです。また、自身が考える仮設の検証のために実験をおこなったり、学術書や研究論文を読んだりといった実務に必要な学びや調査などもおこなっており、本当に毎日時間があっという間に過ぎていきます。
深く考察したり、検証したりといった仕事もあるため、日々外出していては、じっくり仕事と向き合う時間がとれなくなります。そのため、おおよそ、1週間に最大でも3日を外出する日と決めて、外出する日に予定をまとめてしまい、その他の日は、じっくり仕事と向き合う時間と決めて仕事をしています。


このように、私は、フードスタイリストとしてありがたいことに第一線で仕事をしながらも、自分が心地よいとおもう形で仕事ができています。ですので、わたし自身がそうであるように、フードスタイリストという仕事でも働き方は選択できるものなのだと考えます。


理想の働き方から業務内容を取捨選択する

とはいえ、主体的に取捨選択していかなければ、理想の働き方というのは永遠にできないとおもいます。
おなじ肩書をもつ方たちをみていると、毎日いろんな現場にいって仕事をしている人もいますし、インスタグラムの発信が中心で暮らすように仕事をしている人もいます。
フードスタイリストといっても、撮影のスタイリングを専門にすることもできますし、レシピ開発も行うこともできます。また、撮影だけに限らず、店舗や商業施設等のショップのディスプレイなどのスタイリングをおこなうこともあります。書籍に特化している人もいれば、私のように広告に特化している人もいます。また、近年では、企業さんから商品等を支給いただき、インスタに投稿することを仕事にしている人もいます。
時間や場所にとらわれずに働きたいなら、たくさんの人が関わる大きな広告の仕事は少し難しいかもしれませんが、自宅でできるインスタ用の投稿写真の撮影なら融通が利きそうですね。
また、ウェブにレシピやコラムを投稿する仕事も、コミュニケーションをしっかりとって締切を守れば、比較的融通が利く仕事といえます。

また、撮影業務も、大きな代理店経由など関わる人が多くなるとその分調整が大変ですが、撮影業務を直接企業から受注できれば、カメラマンなどのスタッフのアサインを自分でできるため、場所、時間等はある程度融通を利かせることができる場合もあります。
そうやって、業務を取捨選択していくことで、少しずつ理想の働き方に近づけることも可能です。
ただ、あくまである程度業務経験を積み、実力とともに信用も得ることで、融通が利くということもお忘れなく。

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河合真由子|食マーケティングコンサルタント&社会人院生
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