とりあえずとまず
とりあえず卒業だけしたら?
私が大学を辞めたいと伝えたとき、
母に言われた言葉である。
とりあえずか、分からなくもない。
分からなくもないが、とりあえずとは何だろう。
私の大学4年間はとりあえずの期間なのか?18から21歳のおそらく大切であろう時期を、とりあえず過ごすのか?と。
たしかに、いつも全身全霊全力!で生きることはできない。けれど、“とりあえず生きる”のは、どこかが中途半端。そして、とりあえずしていたらとりあえずの結果にしかならないんじゃないか、と。
もちろん、“とりあえずから始まる何か”も当然ある。けれど、もし「とりあえず」ではなく「まず」から始めた人がいたとしたら、「まず」の人の方が捧げるパワーの量が違う気がする。
とりあえずはじめに
まずはじめに
「とりあえず」は、“その場限りの点”のような感じがするけれど、「まず」になると、その先にある道の“さいしょの点”のような感じがある。
こうやって、日々使う言葉のふしぶしには、自分の無意識が入り込んでいることがきっと多い。
ならば、「とりあえず」を「まず」と言える選択を、まずは意識をのせてしていきたい。
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