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詐欺師でも社会に貢献できれば人生は変えられるということ
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 2002年(アメリカ映画)
パイロットの恰好をした3人の青年がTVショーに出演。
フランク・W・アバグネイルが誰なのか当てるようなクイズ形式で物語が進んでいく。
どうやら彼はパイロットや医師、検事補佐などになりすまし総額400万ドルの偽装小切手を製造したらしい。
レオナルド・ディカプリオ演じるクイズに出演しているパイロットに司会者は
誰があなたを捕まえたのか
聞いている。
”カール・ハンラリティ”
とディカプリオが答え、場面が展開し
トムハンクス演じるカール・ハンラリティが登場する。
映画の良し悪しは
発信側(映画そのもの)の内容を受けて受け手側(視聴者)が受動的に視聴して感想を述べるので、もしかしたら受け手側の知識としての情報量の欠如で映画を楽しめないこともあるかもしれない。
映画館で一度だけ見て映画を批評するよりも
アマゾンやU-NEXTで何度も観たほうが
その物語の描写が鮮明に映しだされうるかもしれない。
一度観て感動できない映画は駄作だと考える方は
相容れないのでこちらの批評は見ないでもらいたい。
もちろん一度観て感動できる映画はすばらしい。
映画館で観るならほとんどその一度きりで映画の良し悪しをを判断しうる
条件になるので否定しないが2度、3度観て味わいが出る映画もあることをお伝えしておきたい。
映画を語る上で、時代背景、その時代の空気感が分かればいろんな発見ができる。
時代背景とはその時代の歴史であり、言葉で伝えにくい感情を時代背景を理解し、受け手側(視聴者)がそれを感じとれれば、なお映画が面白味を増す。
時代背景を感じ取るためにネットの情報から自分なりに必要な情報をピックアップする。
すなわち
映画を楽しくみるために大まかな歴史を知るだけなのでその情報の正確性はほとんどないかもしれない。
時代背景の認識間違ってますよ
そんなことを議論する時間の無駄遣いはしたくないので悪しからず。
肯定感9割の映画批評なので
専門家か専門家ぶってる人間はそっと自分とは考え方が違うと思ってそっとこのページを閉じていただきたい。
言葉で未来と自分は変えられる
肯定的にすべてのものを見て、感じて、聞けばあなたの人生もいい方向に進むかもしれません。
それでは内容の続きです。
ディカプリオの父親が何か名誉あることをして、人前でスピーチをするシーンがある。
そこで語った言葉に
クリームの入ったバケツに2匹のネズミが落ちました。
一匹はすぐあきらめ溺れ死に
しかし2匹目はあきらめずもがき続けているうちに
クリームはバターになり外に這い出しました。
今この瞬間私はそのネズミになった気分です
まさにこの映画を象徴するような言葉になっていることが、2回目観た時に感じたことであって
映画を観ていけば分かることであるが
ディカプリオの咄嗟の判断で、嘘をついていく姿は
端から見ると、滑稽でありつつも機転がきいて、その嘘を貫くために限界になるまで、その言葉通り演じ続けている様がまさに
もがき続けている2匹目のネズミ
だということが理解できる。
監督はスティーブン・スピルバーグ。
ディカプリオにクスッと笑える映画でした。