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#036 神の啓示もスマホ中毒には届かない

「これやっといたほうが良いかも!」

「これやっとくともしかして良いことあるかも!」

ふとした瞬間に何かワクワクするアイデアが思い浮かぶ瞬間ってありますよね。急にやる気を出す瞬間です。これを「神の啓示」と呼ぶことにします。うまく神の啓示を実行に移すことができることもあれば、「さっきやりたかったのなんだっけ?」と消失することもあります。このやる気が消失する瞬間、やりたいことが思いついたのに行動されずに終わってしまう瞬間は残念ですが日常よく多発します。

それは、なぜか。

現代社会において、私たちはさまざまな情報に囲まれています。スマートフォンはその中心にあり、いつでもどこでも情報にアクセスできる利便性を提供しています。しかし、その利便性が私たちの集中力や生産性を奪っていることも事実です。「やりたいことを思いついたのに、ついついスマホを触ってしまって実現できない」という経験は誰しもが持っているのではないでしょうか。


スマホ中毒の実態


スマホ中毒は現代病とも言えるもので、SNSやゲーム、ニュースアプリなどがその原因となっています。多くの人々が1日に何時間もスマホを使っており、スマホが原因で本来やるべきことが後回しになりがちです。

子育てをしている立場からしても「スマホ中毒」とはどんな状態で、どうすれば解消できるのかは一度理解しておきたいと思いました。私が子供の頃は、どうしてもゲームがしたかったのでいろんな工夫をしてゲームをしていました。今の子供達は、スマホやタブレットでいろんなことに熱中できてしまうので、リスクは何か。それを抑制する必要はあるのか。対策はあるのか。などなど、気になるところはあります。


神の啓示もスマホ中毒には届かない


スマホからの通知やアプリ(SNS、ゲーム、漫画、動画など)は、常に持ち主の気を逸らします。その結果、集中力が途切れ、やりたいことに取り組む時間が激減します。画期的なアイデアが浮かんでも行動に落とし込まないと何も思い浮かんでいないのと同じ勿体無い状態に陥ります。


神の啓示もスマホ中毒には届かない

「宿題やったほうがよかったよな〜」

「明日までの資料準備しなくちゃいけないんだよね〜」

「資格試験が1ヶ月後に控えているけど何も準備できていないな〜」

などなど、やるべきことが控えている状態でも容赦なくスマホの誘惑は差し込んできます。隙間時間に入り込んできて、抜け出せなくしてしまいます。なんてことでしょう。

さらに、スマホに依存することで、リアルな人間関係や実際の活動にも悪影響を及ぼします。


解決策



1. スマホを断つ

まず、スマホを断つことが1番重要です。具体的には、以下の方法が個人的には有効でしたし、今後スマホ中毒に陥った際も実践する予定です。


  • 覚悟:メリットの享受が十分になされていれば、実行しやすいです。「私はテレビも見ないし不容易にスマホもいじらない、デキる大人なんだ。(スマホゲームばかりしている怠惰なやつとは違うんだ)」と言い聞かせます。心が弱いからこそ尚更言い聞かせるべきです。


  • アプリを片っ端から削除する:SNSやゲーム、漫画のアプリは削除しましょう。スマホを開いた時に、誘惑となるアプリが一つもない状態を構築します。必要最低限の連絡のためのツールはもちろんOKです。


個人的には、スクリーンタイム機能はあまり効果がありませんでした。なぜかというと、30分か1時間など時間を決めて「アプリを起動 -> 遊ぶ -> 行動を辞める」という一連の動作は精神的負担が大きかったので、「そもそもアプリを起動しない」方が続けやすかったからです。スクリーンタイム機能は、大抵の場合「後15分後に再度通知する」みたいなオプションがあり、これを続けてしまいます。あんまり意味がないと個人的には思いました。


2. デジタルデトックス


定期的にスマホ(+電子機器)から離れる時間を作り、デジタルデトックスを行うことも重要だと思いました。簡単なところだとお風呂だったり散歩だったり読書だったりです。数日間スマホを絶って

ちなみに星のや富士では、「脱デジタル滞在」をプランとして用意しており、何泊かパソコンやスマートフォンなどのデジタル機器から離れて各地の自然や地域文化に触れるアクティビティに没頭することができます。お金を払ってでも「脱デジタル」する人がいるくらい、「脱デジタル」は現代では難しい習慣のようです。私も旅行するときはなるべくスマホを見ずに、1人時間にメモ帳にあれこれ書いたりしますが、その時間はとても有意義に感じます。


3. やりたいことリストを書き出して見る
(なぜ断つのかを言い聞かせる)


ブレイン・プログラミング」では、自分のやりたいことを紙に書き出してみると、無意識下にやりたいことに関連する情報を引き寄せていき、実現に近づくことを説いていました。

やりたいことを実現するためには、優先順位を明確にすることが大切です。

中長期的にやりたいことを書き出してみる例としては、「個人開発のアプリを10個作る」「この夏にサーフィンをする」「苔玉作りに挑戦する」「AI関連の書籍を十冊読む」「コンペに挑戦する」「副業に挑戦する」「北欧に1ヶ月旅行する」「クルーズ旅行に出かける」「キャンプして川魚を釣ってみる」「船舶免許を取って海釣りに挑戦してみる」などなどです。なんでも良いと思います。大きく描いて見る方がワクワクします。

きっと、これらのやりたいことリストは、スマホ中毒だと実現が遠のく事ばかりだと思います。

※もちろん、目的意識を持ったスマホの活用はアリです。例えば、⚪︎⚪︎業界でのネットワークを構築するために100人に連絡するなど。スマホを活用してできることもいくつかあるはずです。



結論



スマホ中毒は現代の大きな課題ですが、工夫次第で克服することができそうです。スマホのアプリを断ち、スマホを持ち歩かないデトックスを行い、やりたいことを書き出して見ることで、やりたいことに集中する環境を作りましょう。スマホ中毒を克服することができれば、本当にやりたいことを実現するための第一歩となります。


おしまい。

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